入力した数式のグラフを三次元表示できるソフト「3D Grapher」v0.9b
複数の数式を組み合わせて複雑な形状のグラフを生成可能
(00/11/08)
入力した数式のグラフを三次元表示できるソフト「3D Grapher」v0.9bが、6日に公開された。数式をもとにして描画されたグラフをアニメーション表示できるのが特長。Windows 95/98/NT/2000に対応した24.95ドルのシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「3D Grapher」は、入力した数式のグラフを三次元表示できるソフト。数値と変数を入力して作成した数式のグラフを三次元表示し、変数に異なる値を次々に代入していったときにグラフが変化する様子をアニメーションで表示する。数式の計算結果のグラフは重ねて表示でき、複数の数式を組み合わせて複雑な形状のグラフを表示させることも可能だ。表示したグラフをマウス操作で拡大・縮小、回転させて様々な角度から眺めることもできる。作成した数式データの読み込みと保存に対応しているほか、表示したグラフをクリップボードにコピーして他のソフトに流用することが可能だ。
数式にはsin、cos、tanといった関数、時間を表す変数“t”を使用することができ、座標系をデカルト座標の“Cartesian”、円柱座標の“Cylindrical”、球座標の“Spherical”の3種類の中から選択できる。なお、試用期間の30日間は機能制限もなく使える。
【著作権者】Roman Lab.
【ソフト種別】シェアウェア 24.95ドル
【バージョン】0.9b(00/11/06)
□「3D Grapher」のホームページ
http://www.romanlab.com/
(竹元 克己)