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独自エンジンのWebブラウザー「Opera」がv5.0にバージョンアップ、フリー化

日本語のホームページはSJISのみ表示可能だが桁折りされず

(00/12/06)

「Opera」v5.0  ノルウェーのOpera Software AS.は6日、同社の開発したWebブラウザー「Opera」v5.0をフリーソフトとして公開した。Windows 95/98/NT/2000に対応しており、現在同社のホームページからダウンロードできる。

 「Opera」は、ヨーロッパを中心に人気がある独自エンジンのWebブラウザーで、IEやNetscapeに次ぐ第3のWebブラウザーとして知られる。128bit暗号やCSS1/2、XMLなどの最新の規格を使ったホームページを表示可能だ。v5.0ではICQ互換のインスタントメッセージに対応したほか、メモリ管理の改良により安定性が増したとしている。また、前バージョンまではシェアウェアだったが、ウィンドウ内にバナー広告を表示することによりフリーソフト化された。

 前バージョンと同じく、標準設定では日本語のホームページを表示すると文字化けしてしまうが、フォント設定で日本語フォントを指定することによりSJISのホームページのみ正しく表示できるようになる。ただし、EUCやJISのホームページは正しく表示できないほか、SJISのホームページでも桁折りされないため、かなり見づらくなってしまう。なお、同社では2001年第1四半期以降、ヨーロッパ言語以外の言語をサポートした「Opera」をリリースしたいとしている。

【著作権者】Opera Software AS.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】5.0(00/12/06)

□Opera - the fastest browser on earth!
http://www.opera.com/
□窓の杜 - Opera
http://www.forest.impress.co.jp/library/opera.html

(齋藤 正穂)

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