ICQ、AIM、MSN Messengerなど複数のメッセンジャーと互換性のある「OMNI」
ICQ以外のメッセンジャーソフトとの間では日本語メッセージが文字化け
(00/12/07)
ICQやAIM、MSN Messengerなど、複数のメッセンジャーソフトと互換性のあるメッセンジャーソフト「OMNI」v1.5 Beta版がリリースされた。「OMNI」を起動しておくだけで、ICQやAIMなど様々なメッセンジャーソフトと、メッセージやファイルの送受信ができる。Windows 2000などで動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「OMNI」は、複数のメッセンジャーソフトと互換性のあるメッセンジャーソフト。「OMNI」ひとつを起動しておくだけで、ICQやAIM、MSN Messenger、YAHOO! Messengerなどさまざまなメッセンジャーソフトのユーザーとメッセージやファイルの送受信ができるようになる。ただし編集部で試したところ、ICQ以外のメッセンジャーソフトとの間では日本語のメッセージが文字化けし、正しく送受信することができなかった。
コンタクトリストに登録したユーザーは、オンラインかオフラインかで分類されて表示される。相手がどのメッセンジャーソフトを使っているかは、ユーザー名の前に表示されるアイコンで判別する仕組みだ。相手がICQユーザーの場合は、ファイルを送受信することも可能。また、「Napster」や「Gnutella」の互換機能も実装されており、インターネット上で共有されたファイルを検索したり交換することができる。
【著作権者】Emphatech
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.5 (Beta)
□OMNI The complete instant messaging and file sharing tool.
http://www.emphatech.com/
(新城 雅章)