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telnet接続したUNIXマシンのファイルをGUIで操作「Visual TELNET 2000」v2.41

エクスプローラ風の画面でマウスによるファイル操作が可能

(00/12/18)

「Bridge Builder」  telnet接続したUNIXマシンのファイルをGUIで操作できる「Visual TELNET 2000」v2.41が公開された。エクスプローラ風の画面でマウスによるファイル操作が可能だ。Windows 95/NT 4.0/2000に対応したフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Visual TELNET 2000」は、UNIXマシンにtelnet接続してGUIによるファイル操作ができるソフト。接続したいホスト名と“hostname%”といったコマンドプロンプトの書式などを入力して接続すると、ウィンドウ左側にディレクトリツリー、右側にファイルリストが表示される。ユーザーはエクスプローラと同じ感覚でファイル操作できるため、コマンド入力によるファイル操作が苦手な人におすすめだ。作者はFreeBSD2.2.6やAIX 4.2/4.3、Turbo Linux 3.0での利用を確認したとしているが、cshやbashといったシェルとlsやcpなどのコマンドを備えた、一般的な構成のUNIXマシンならばほぼ利用可能だろう。

 ユーザーがGUI画面を操作するとバックグラウンドでcdやls、cpなどのコマンドを発行し、その結果を解析してGUI画面に反映する仕組みになっており、コマンドの実行状況は画面下部で確認することができる。また、接続先のテキストファイルをWindowsのエディターで編集することもでき、ファイルの右クリックメニューで[編集]を選択すると、FTPでテンポラリーフォルダにダウンロードされてエディターが起動し、編集後にエディターで上書き保存すると自動的にアップロードされる。そのほか、任意のコマンドを実行することも可能だが、viなどのスクリーンエディターやカラー表示など、制御コードを出力するシェルやコマンドは利用できない。

【著作権者】Tomamu@$oya 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.41

□よろずやとまむ
http://lt.sakura.ne.jp/~tomam/lib/

(齋藤 正穂)

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