Windows NT/2000用のキーボードカスタマイズソフト「窓使いの憂鬱」
設定ファイルで、ウィンドウごとの動きを設定可能
(00/12/19)
Windows NT/2000のキーボードレイアウトを自由にカスタマイズできる「窓使いの憂鬱」v3.18が、17日にリリースされた。設定ファイルを作ることで、キーボードのレイアウト変更だけでなく、複数のキーを組み合わせて押したときのウィンドウの動きもカスタマイズできる。Windows NT 4.0/2000で動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「窓使いの憂鬱」は、Windows NT/2000のキーボードレイアウトをカスタマイズするソフト。[Ctrl]キーと[Caps Lock]キーを入れ換えるといったレイアウトのカスタマイズだけでなく、[Ctrl]+[Shift]+[←]でアクティブウィンドウを左に移動するなど、アプリケーションやウィンドウを操作するキーの組み合わせを設定できるのが特長だ。インストールした状態では、UNIX用のテキストエディター「Emacs」風の操作ができるキー設定が用意されている。
キーのレイアウトは、テキスト形式の設定ファイルで指定する。ウィンドウのクラス名を指定して、アプリケーションごとに異なるキーレイアウトを設定することも可能だ。例えば、Internet Explorerで[Ctrl]+[X]を押すとウィンドウを閉じて終了し、テキストエディターで[Ctrl]+[X]を押すとテキストを別名で保存するといった使い方もできるようになる。
【著作権者】TAGA Nayuta 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.18(00/12/17)
□窓使いの憂鬱
http://mayu.sourceforge.net/
(新城 雅章)
お詫びと訂正:記事掲載時に、「「窓使いの憂鬱」v1.58」とお伝えしましたが「「窓使いの憂鬱」v3.18」の誤りです。お詫びして訂正いたします。