多機能なタブ切り替え風Webブラウザー「Donut R」v2.22R3
Webを表示した複数の子ウィンドウを切り替えられるMDI型にもなる
(01/01/17)
IEコンポーネントを利用した多機能なタブ切り替え風Webブラウザー「Donut R」v2.22R3が、16日に公開された。1つのウィンドウ内に複数のWebページを同時に開き、タブ風のボタンで切り替えながら閲覧できる。Windows 95/98/2000対応のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Donut R」は、IEコンポーネントを利用した多機能なタブ切り替え風Webブラウザー。1つのウィンドウ内にWebページ表示用の子ウィンドウを複数開いて、切り替えながら閲覧できる。また、タブ切り替え型Webブラウザーと同様に、ウィンドウ上部のツールバーに用意されたタブ風のボタンをクリックして、現在開いているWebページを切り替えることもできる。ツールーバーのデザインや操作などのインターフェイスはIEに似ているため、IEのユーザーならば使い方に迷うことはないだろう。なお、IEコンポーネントとしてIE4以降が必要だが、IE5.5での利用は動作保証されていない。
「Donut R」は、IEコンポーネントを利用した軽量なWebブラウザーとして知られる「Donut」の公開されたソースコードを元に、そのほかのIEコンポーネントを利用したWebブラウザーの便利な機能を取り入れることで多機能化されている。多機能化によって「Donut」の軽快さは失われたものの、[←]・[→]ボタンにIEと同様の履歴機能が追加されているほか、選択した文字列をURLとして新規にWebを開く機能や選択したリンクをすべて開く機能などが追加されている。なお、v2.22R3ではタブ風のボタンによるWeb切り替えの高速化などの改良が加えられた。
【著作権者】D0GSt0re(犬屋) 氏、MB 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.22R3(01/01/16)
□TDS物置
http://u2didso3sg.virtualave.net/
(齋藤 正穂)