ビデオ編集ソフト「ビデオアウトライン」
パソコンを使ってホームビデオを編集しよう
(01/01/31)
運動会や結婚式で撮影したホームビデオのテープ。撮ったままの状態で棚に眠らせていてはもったいない。たまったビデオを「ビデオアウトライン」を使ってパソコンで編集してみるのはいかが。
「ビデオアウトライン」は、デジタルビデオやアナログビデオから取り込んだムービーを編集できるビデオ編集ソフト。取り込んだムービーをシーンごとに分類し、各シーンの長さを調整したり、映像にメッセージを合成表示するなどさまざまな編集作業が行える。シーンの合間に画像を挿入したり、シーンの切り替えにワイプや重ね合わせなどの効果をつけることも可能だ。編集したムービーはAVIファイルで保存できるほか、デジタルビデオを使っている場合はビデオテープに録画しなおすこともできる。
ビデオを編集するには、まずデジタルビデオやアナログビデオから素材となるムービーを取り込む。DV端子でデジタルビデオを接続している場合は、パソコン側で早送りやスロー再生などの操作をして取り込みはじめる場所を探すことができる。取り込んだムービーは、映像が不連続な部分を自動検出してシーンごとに分類され、各シーンの最初と最後のフレームが上下2段に並べて表示される。
ムービーを取り込んだら、シーンごとに編集しよう。各シーンの終了フレームの下にある数字は、シーンの長さを示すもの。この数字を変更することでシーンの長さを変えられる。また、表示されているフレームを右クリックすると、そのフレームを含むシーンを丸ごと削除することも可能だ。
フレーム表示画面上段の開始フレームを左クリックするとそのシーンが選択され、ウィンドウ下の設定画面で細かい編集作業を行える。例えば、[テキスト/映像]ボタンをクリックすれば、映像に重ねてメッセージをスクロール表示させることができるし、[場面切替]を設定すると、前後のシーンをワイプや重ね合わせなどの画面効果で切り替えられるようになる。
新たなシーンを追加する場合は、追加したい箇所の開始フレームを選択し、[挿入]ボタンをクリックしよう。新規追加したシーンに、JPEG形式やGIF形式の画像をドラッグ&ドロップすると、静止画像を表示させることもできる。ムービーのタイトルを表示したり、デジカメで撮影した写真を挿入する際に利用するとよいだろう。
【著作権者】(有)日本ソフトプランナー
【ソフト種別】シェアウェア 3,800円
【バージョン】2.01
□日本ソフトプランナー
http://www.bekkoame.ne.jp/tw/nspmoka/
(新城 雅章)