16和音のMIDIファイルを着メロに変換するソフト「SSC-MA2」v1.1がリリース
WAVEファイルを使用することも可能
(01/02/09)
ヤマハ(株)は、16和音のMIDIファイルを着メロに変換するソフト「SSC-MA2」v1.1を8日に公開した。Windows 98/Me対応のフリーソフトで、現在同社のSMAFオフィシャルサイトからダウンロードできる。
「SSC-MA2」は、スタンダードMIDIファイルを携帯電話の着メロで使用されるSMAF形式に変換するソフト。SMAFは16和音のメロディ再生に対応した規格で、J-スカイ端末やEZweb端末で採用されている。SMAF形式の着メロを作成するには、SMF:format0形式で保存されたMIDIファイルを用意して、「SSC-MA2」にドラッグ&ドロップで読み込ませ、コンバートボタンを押すことでSMAF形式に変換することができる。また、MIDIのドラム音としてモノラル・16bit・8/4kHzのWAVEファイルを9種類使用することも可能。
作成したSMAF形式の着メロはWeb上で公開したり、メールに添付して携帯端末の着メロとして利用できる。なお、編集部で試したところ、MIDIファイルを「SSC-MA2」で読み込む前に、MIDIシーケンサーを使ってコントロールチェンジ55のMIDIイベントを挿入したり、SMAFが対応していないMIDIイベントを削除しておく必要性が感じられた。
【著作権者】ヤマハ(株)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1(01/02/08)
□SMAF Official
http://smaf.yamaha.co.jp/
(澤村 健太郎/竹元 克己)