文字盤の下が透けて見えるフリーのアナログ時計「ThroughClock」v1.27
時計の下にあるウィンドウやデスクトップをマウスで直接操作できる
(01/02/09)
文字盤の下が透けて見えるフリーのアナログ時計「ThroughClock」v1.27が、8日に公開された。時計の下にあるウィンドウやデスクトップをマウスで直接操作できるため、時計を常に手前に表示した状態でも移動させることなくパソコンの操作が可能。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000に対応したフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「ThroughClock」は、文字盤が透明で下に見えているウィンドウやデスクトップをマウスで直接操作できるアナログ時計。時計を常に手前に表示した状態でも移動させることなくパソコンを操作できる。長針と短針、分ごとの目盛り、時刻を表す数字、今日の日付以外は何もなく、時計の下が透けて見える。時刻の数字や針、目盛りは、大きさをスライダーで調節したり、色をカラーパレットから選択して、デザインを自分好みに変更できる。文字盤の数字をローマ数字に変更したり、非表示にすることも可能だ。これらは設定画面で変更するとリアルタイムにデスクトップ上の時計表示に反映されるため、好みのスタイルや色を確認しながらカスタマイズできる。
時計の針や数字の上にポインタが重なると、そこに穴があいたように針や数字が消えて、その下にあるウィンドウやデスクトップを操作できる“ホール”機能を備えるほか、マウスを近づけると時計が一定時間消えたり、時計がマウスから逃げるように移動させる設定も可能。指定した時刻にアラームが鳴り、メモをポップアップで表示する“アラーム”機能もある。Windows 2000では時計自体を半透明にすることもできる。
【著作権者】河本 純(ハマ太郎) 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.27(01/02/08)
□ハマたろうの部屋
http://www2.odn.ne.jp/hamataro/
(藤田 さやか)