【第87回】
地面もブロックも落下する落ちモノ「爆裂くらいむ」
対戦モードで相手の足場をすべて破壊して勝利を目指せ!!
(01/03/15)
|
ブロックで足場を築いていこう |
|
|
対戦相手の足場は爆弾で破壊だ |
|
「爆裂くらいむ」は、落下する地面にブロックを積み上げて足場を築いていく一風変わった落ちモノゲーム。落ちてくる数字ブロックを連鎖で固定して足場を築き、高得点をゲットするのが目的だ。ゲームを始めると、[I]~[V]のローマ数字が描かれた丸いブロックが上から2つ一組になって落ちてくる。プレイヤーは、そのブロックを左右に動かしたり回転させて地面やほかのブロックの上に積み上げていく。その際に、同じ数字のブロックを縦や横に3つ以上並べると、数字が1つ増えて四角いブロックに変化し、得点が入る。また、数字が増えたことでさらに3つ以上の同種のブロックの並びができた場合は、連鎖的にブロックの数字増加が起き、高得点をゲットできる。ここまでは普通の落ちモノゲームなのだが、「爆裂くらいむ」の面白いところは地面とその上に乗るブロック全体が徐々に落下していることだ。地面が画面の下に隠れてしまうと、地面の上に積まれていた丸いブロックは土台を失った形となり、落下して画面から消えてしまう。一方、四角いブロックはそれ自身が土台となり、徐々に下に動きながらもほかのブロックの足場となってくれる。画面上からすべてのブロックがなくなってしまったらゲームオーバーだ。制限時間内に一定の高さまでブロックを積み上げるとステージクリアとなる1人プレイモードと、相手の足場がなくなってゲームオーバーになるまで人間やコンピューターと戦う対戦モードがある。対戦モードでは、連鎖を起こすと相手側のゲーム画面に爆弾を降らせて足場を破壊できるので、いっそうプレイに燃えるぞ。
ルールが少々複雑なので、まずは1人プレイモードの[一人でのぼる]で腕ならしすることにした。地面が画面内にあるうちは楽勝でプレイできていたのだが、地面が消えた瞬間に丸ブロックはいっせいに落下して、わずかに残った四角ブロックを土台にプレイするはめになった。つい縦方向にばかり四角ブロックを作っていたら、土台になる部分の幅が狭いので苦労してしまった。なるべく横方向にも四角ブロックを築いていくのがポイントのようだ。次に、対コンピューター戦の[あいつとのぼる]に挑戦した。コンピューターは、開始早々4連鎖をかまして、こちらに爆弾の雨を降らせて貴重な地面や四角ブロックを破壊してしまった。気を取り直して、連鎖を狙って相手に爆弾を降らせたりと、しばらくはこう着状態だったが、コンピューターは連鎖を狙いすぎたのか土台作りがおろそかになって、ついに自滅してくれた。棚からぼたもち的勝利だが、相手の自滅を待つのも作戦のうちだろう。
【著作権者】大橋 氏
【ソフト種別】フリーソフト【バージョン】1.12(01/02/24)
【ファイルサイズ】217KB
□夢科学Party
http://www.ylw.mmtr.or.jp/~oohasi/
(齋藤 正穂)