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通信効率のよいIPパケットのサイズを見つける「EasyMTU」
制限ギリギリに設定することでインターネット接続のスピードアップが可能
(01/03/16)
もっとも効率のよい通信ができるIPパケットのサイズを見つけて、インターネット接続のスピードアップを図れるWindows 95/98/NT 4.0対応のソフト。インターネットで使われているTCP/IPは、IPパケットと呼ばれるデータの塊をやりとりする通信規格だ。IPパケットの最大サイズはMTUと呼ばれ、通信経路ごとに設定されているサイズ制限ギリギリに設定すると、もっとも効率のよい通信を行うことができる。最適なMTUは主に、ダイアルアップ接続で使われるPPPやLANを構成するEthernetといった通信経路によって決まるが、様々な条件が影響するため簡単には見つけにくい。そこで「EasyMTU」を使えば、様々なサイズのpingパケットを自分のプロバイダーのサーバーなどに送信するテストによって最適なMTUを簡単に見つけることができ、その値をWindowsに設定することも可能だ。ダイアルアップ接続はもちろん、CATVやADSLのようなブロードバンド接続で思ったように速度が出ない場合も、「EasyMTU」でMTUを調整することで改善できる場合があるので試してみよう。
【著作権者】Rob Vonk 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.0
□Rob Vonk free software
http://www.rob.cybercomm.nl/
(齋藤 正穂)