「Internet Explorer 6」Public Preview日本語版がリリース
好みの情報を表示するパーソナルバーや、大きな画像の自動調整機能が追加
【17時10分更新】(01/03/27)
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「Internet Explorer 6」 Public Preview
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大きな画像は自動調整して表示 |
マイクロソフト(株)は、Webブラウザーの最新評価版「Internet Explorer 6」Public Preview日本語版をリリースした。IE 6では、エクスプローラバー領域にカスタマイズした情報を表示する“パーソナルバー”や、大きな画像がウィンドウ内に収まるように自動調整する機能などが追加されている。Windows 98/Me/NT 4.0/2000で動作するフリーソフトで、現在同社Webサイトからダウンロードできる。
IE 6では、ウィンドウ左側のエクスプローラバー領域に好みの情報を表示できる“パーソナルバー”という機能が追加された。パーソナルバーは上下に三分割され、上段にmsn searchのWeb検索フォーム、下段にストリームコンテンツなどを再生するメディアプレイヤーが表示される。パーソナルバーの中段部分は、ユーザーがカスタマイズする領域で、“お気に入り”や“履歴”のほか、天気予報、ニュースなど好みの情報を表示できる。また中段部分には、msnカレンダーで登録した今日のスケジュールや「MSN Messenger Service」のコンタクトリストなども表示可能で、マイクロソフトのインターネット上のサービスとの連携が強化されている。
また、IE 6ではブラウザー領域に表示される画像に関する機能も強化された。表示された画像の左上にマウスポインタを当てると“イメージツールバー”と呼ばれるツールバーが現れ、画像をハードディスクに保存したり、印刷したり、メールに添付するといった操作をワンクリックで実行できるようになった。また、ウィンドウに収まらない大きさの画像を表示しようとすると、ウィンドウに収まる大きさに画像を自動的にリサイズする機能も追加されている。
このほかIE 6では、W3Cでドラフト中のプライバシー保護規格「P3P(Platform for Privacy Preferences)」をサポートしたほか、予期しないエラーが発生して終了した場合などにマイクロソフトあてにエラー情報を提供できる「Internet Explorer エラー レポート ツール」が追加されている。既に報告されている問題の場合は対応策や修正プログラムが掲載されたWebページに誘導し、初めて報告された問題の場合はService Packなどの修正プログラムの開発に役立てるという。
【著作権者】マイクロソフト(株)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】6.00.2462.0000
□Features
http://www.microsoft.com/windows/ie_intl/ja/download/preview/ie6/beta-note.htm
(新城 雅章)