米Microsoft、「Windows Media 8 Encoding Utility」をリリース 可変ビットレート方式などを盛り込んだ「Windows Media 8」形式でエンコード （01/03/30） 「Windows Media 8 Encoding Utility」 　米Microsoftは28日（現地時間）、オーディオ・ビデオの圧縮技術「Windows Media Audio and Video 8」の最終版を発表し、エンコードソフト「Windows Media 8 Encoding Utility」の正式版をリリースした。Windows上で動作するコンソールアプリケーションで、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。 　「Windows Media 8 Encoding Utility」は、Microsoftの最新の圧縮技術「Windows Media Audio and Video 8（Windows Media 8）」を用いてオーディオ・ビデオファイルをエンコードするソフト。WAVE、AVI、WMA、MMV形式のオーディオ・ビデオファイルを、Windows Media 8を用いた高圧縮なWMA、MMVファイルにエンコードする。同社によるとWindows Media 8は、可変ビットレート（VBR）方式などの新技術を用いることで圧縮効率を高め、これまでのWindows Media形式に比べ品質を30％向上しているという。 　「Windows Media 8 Encoding Utility」はコンソールアプリケーションで、入力ファイル名と出力ファイル名をコマンドラインオプションで指定して起動する。コマンドラインオプションでは、圧縮時のビットレートや、Windows Media 8の特長のひとつである可変ビットレート（VBR）の許容範囲などをユーザーが指定することも可能だ。 【著作権者】Microsoft Corp. 【ソフト種別】フリーソフト 【バージョン】8.0.0.343（01/03/28） □Windows Media 8 Encoding Utility http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/en/WM8/encoding.asp （新城 雅章）

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