ネットワーク設定をカスタマイズして通信速度を向上させる「NetTune」
レジストリに用意された設定項目を変更してスピードアップ
(01/05/15)
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「NetTune」v0.6.0 |
ネットワーク設定をカスタマイズして通信速度を向上させる「NetTune」v0.6.0が、13日に公開された。Windowsのレジストリに用意された設定項目をネットワーク環境に応じてカスタマイズすることで、通信速度を向上させる。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000で動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「NetTune」は、ネットワーク設定をカスタマイズして通信速度を向上させるソフト。WindowsにはTCP/IPに関する設定項目が数多く用意されているが、コントロールパネル等で設定できる項目はそのうちの一部で、残りの設定項目はレジストリエディタを使ってレジストリを直接変更する必要がある。「NetTune」を使うと、レジストリを直接変更しなければならない設定項目のうち、通信速度の向上につながる設定項目をGUIで手軽にカスタマイズできる。
例えば、「NetTune」でカスタマイズできる項目のひとつに“MTU(Maximum Transmission Unit)”という項目がある。MTUとは、1度の転送作業で送信できるデータの上限サイズを指定する項目だ。通信エラーが発生しやすいアナログ回線でのダイヤルアップ接続環境では値が小さいほうが転送効率がよくなるが、ADSLやCATVなどのブロードバンドでは、値を大きくするほうが転送効率が向上する。このように「NetTune」では、変更できる設定項目を通信環境に応じてカスタマイズすることで、ネットワークの通信速度を最大限まで引き出す仕組みになっている。
【著作権者】みー 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.6.0(01/05/13)
□こんにちは!
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/3342/
(新城 雅章)