立体グラフで結果を表示する「3d Traceroute」v0.9.9:21が公開
Tracerouteの結果をExcelの立体グラフのような画面で表示
(01/05/29)
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「3d Traceroute」v0.9.9:21 |
結果を立体グラフで表示するGUIのTracerouteソフト「3d Traceroute」v0.9.9:21が、27日に公開された。Windows Me/2000で動作するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「3d Traceroute」は、Excelの立体グラフのような画面でTracerouteの結果を表示するソフト。チェックしたいサーバー名かIPアドレスを入力して実行すると、横軸に経由したサーバー名またはIPアドレス、縦軸に各サーバーの反応時間を表す折れ線グラフが表示される。引き続き各サーバーに対してPINGを打ち、複数の折れ線グラフをあわせて立体グラフが作成される。反応時間が早い部分は緑色で低く、遅い部分は赤で高く表示されるため、通信時間がかかるときにどのサーバーが原因になっているかなどを視覚的に把握しやすい。また、調べるたびに反応時間が変化するような不安定なサーバー付近は立体グラフに凹凸が目立つ。
実行結果の立体グラフはマウスをドラッグして自由に視点を変更できるうえ、反応時間などを数値でテーブル表示することも可能だ。そのほか、結果を平面グラフで表示したり、立体グラフをOpenGLでよりグラフィカルに表示できるほか、グラフをBMP形式などの画像ファイルに保存することも可能だ。なお、作者ホームページでは、圧縮ファイルではなくEXE形式の実行ファイルが配布されている。
【著作権者】Holger Lembke 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.9.9:21(01/05/27)
□3d Traceroute
http://www.hlembke.de/prod/3dtraceroute/
(小山 文彦)