【第96回】
コミカルタッチのアドベンチャー「放課後探検隊」
学園を騒がす“放課後の吸血鬼”の謎を追え！
（01/05/31）
選んだ選択肢によって展開が変化し、様々なストーリーが気軽に楽しめるアドベンチャーゲームは、暇な週末の時間つぶしにぴったり。今回は、比較的短めのストーリーで、肩ひじ張らずにサクサクとプレイできるソフトをご紹介しよう。
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| カラフルなタイトル画面 |
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「放課後探検隊 ～The Vampire Of After School ～」は、菜園（なぞの）学園の超常現象研究部に所属する高校生の主人公たちが、学園で起きた奇妙な現象の謎に挑むコミカルタッチタッチのアドベンチャーゲーム。ゲームを始めると、いつもと変わらない日常を過ごしていた主人公“詠ノ瀬 佳威”の元に、「放課後に吸血鬼が出現するらしい」という情報がもたらされる。学校の体育館で女子生徒が貧血で倒れたが、その女子生徒の首筋には、小さな穴のような傷がついていたというのだ。主人公を含めた超常現象研究部のメンバーたちは、さっそく調査を開始する。
研究部のメンバーは、性格はおとなしいが、ときどき耳を塞ぎたくなるようなオカルト話をしたがるヒロイン“千乃海 茜”、普段は冷静だが、些細なことで突然怒りだす“灰碁 零”、底抜けに明るい金髪のハーフの女の子“キキ＝界介”と主人公の4人。個性豊かなメンバーとともに、明るく大胆に調査を進めるのだ。まずは放課後の吸血鬼について、図書室での調査か、現場となった体育館での聞き込みという2つの選択肢が現れるので、気になる方を選ぼう。ただし、序盤からストーリーの分岐が始まるので、選択は慎重に。
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| 個性豊かな超常現象部メンバー |
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エンディングは全6種類で、誤った選択肢を選んでしまうと、謎を解決しないまま終わってしまうこともある。研究部のメンバーたちの軽いノリに合わせて適当に選択肢を選んでしまうとあっさりゲームオーバーなんてことにもなりかねないので、時には自分自身の直感と推理力を信じて行動しよう。プレイ中はいつでもセーブが可能なので、選択肢が現れたらすかさずセーブしておくのがポイントだ。あなたは真のグッド・エンディングにたどりつけるかな？
ちなみに、筆者の場合、最初のプレイではよく考えずにプレイしたため、メンバーの灰碁に殴られて気を失ってゲームオーバーという情けない結果に。幸い、重要な選択肢の手前でセーブしてあったので、そこからやり直し、無事グッド・エンディングにたどり着くことができた。クリアまでの時間は、早ければ1回あたり15分程度で済むので、あまり時間を気にせず気軽にプレイできる。研究部のメンバーたちとともに、楽しみながら謎を解明していこう。
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| 体育館でさっそく聞き込み調査だ |
【著作権者】ＭＮ２
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.12（00/09/06）
【ファイルサイズ】1.27MB
□MN2 Factory
http://hp.vector.co.jp/authors/VA015715/
（清野 貴明）
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