【第97回】
土地開発シミュレーションゲーム「Almerojia」
様々な能力をもった52人の人物を使い分け、土地を発展させていこう!
(01/06/07)
シミュレーションゲームは長時間かけてプレイするものが多いが、忙しくてなかなかプレイ時間をとれない人も多いだろう。そこで今回は、30分程度で気軽に楽しめるようにシミュレーションゲームのおもしろさを凝縮した「Almerojia」を紹介しよう。
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オープニング画面 |
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「Almerojia」(アルメロージア)は、辺境地で未開の地を切り開いていく開拓シミュレーションゲームだ。ゲームをスタートすると、一部分をのぞいてブロックで覆われた16×22マスのフィールドが現れる。ここで、地形が見えているマスがすでに開拓済みの土地で、ブロックで覆われているマスが未開の土地だ。ゲームには総勢52人の人物が登場し、未開の土地を開拓することができる“冒険者”と、工場を作ったり、整地や徴兵といった土地を発展させる能力をもった者の2種類に分けられる。これらの人物にうまく仕事を命じて、土地を発展させていこう。
スタート時からいる3人に加え、1ターンごとに4人ずつ登用希望者が現れる。一度に最大8人まで雇うことができるが、体力がなくなると仕事ができなくなってしまうため、常に体力をチェックし、必要に応じて新しい人物を登用しよう。また、命令を与えずターンを休ませると体力を回復できる。新しく人物を登用したり、仕事を命ずる際には常に金がかかり、金を増やすためには工場が必要だ。工場を建てる場合でも、工場を密集させて建てる人物もいれば、工場を分散させる人物もいるので、適材適所に使い分けよう。ゲームは1ターンが1か月に当たり、5年間が過ぎるとゲーム終了となって成績が発表される。なお、試用中は3年目までプレイすることができる。
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大陸を開拓していこう |
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ゲーム中に突然、伝染病が流行したり、ニョロ虫が大量発生する場合があるので注意が必要だ。伝染病が広まると人口が減少していくため早めに治療しよう。またニョロ虫が発生すると町や工場を破壊されてしまうので、ニョロ虫を倒せるように前もって兵士を訓練しておこう。なお、ニョロ虫は森を破壊することができないので、壊されたくない建物は森や山の周りに建てておいて、ニョロ虫から守るのもいい。そのほか、人物の中には“アルメロージア”という錬金術の能力をもっている者もおり、金を生み出してくれる。ゲーム終了時の評価項目の一つ、“アルメロ”とは、このアルメロージアを行った回数のことだ。
筆者も挑戦してみたが、最初はどの人物をどのように配置してよいかわからず、町や工場が分散して、すぐに開発すべき土地がなくなってしまった。ポイントは土地を発展させるのと同時に、冒険者を使って未開の土地を開拓していくこと。また、町や兵舎は密集して建てたほうが徴兵や訓練の効率がよい。3年間をプレイするには、配置などをさくさくと進めれば15分くらいで終了する。最初のうちはとりあえず最後までプレイすることを目標にして、土地の開発や開拓を中心に進めてゲームの感覚を得るとよいだろう。慣れてくれば、兵舎を建てて兵士を鍛えたり、ニョロ虫対策を考慮した開発を行っていこう。
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マップ下半分にニョロ虫が大発生! |
【著作権者】まこと 氏
【ソフト種別】シェアウェア 800円
【バージョン】-
【ファイルサイズ】1.06MB
□craftm
http://hp.vector.co.jp/authors/VA021277/
(大蔵 峰樹)