【第102回】

マウスをコスって熱くなれるミニゲーム集「摩擦くん」

マウスを消しゴムなどに見立てた4種類のステージをプレイできる

(01/07/12)

 マウスだけでプレイできるゲームは多いが、マウス移動で狙いを定めてクリックするのは難しい。今回紹介する「摩擦くん」はクリックする必要が一切なく、マウスをひたすらコスるだけの単純明快なゲームだ。

タイトル画面では対戦相手がエントリーしていることを確認できる
タイトル画面では対戦相手が
エントリーしていることを確認できる
 「摩擦くん」は、マウスだけで遊べるミニゲーム集。看護婦さんがよそ見をしているスキに体温計をコスり、測定不能になるまで温度を上げて体温計を破壊したり、重要書類の落書きを消しゴムをコスって消したりする4種類のステージを楽しむことができる。すべてのゲームはマウスをぐりぐり動かすだけの簡単操作で、ひたすらマウスをコスって各ステージの指令を達成していこう。自分を含めた最大4人でネットワーク対戦することもでき、画面の向こうの相手と熱いマウスのコスり合いで戦う。ゲームオーバーやコンピューター対戦はなく、1人でスコアアタックに挑戦するのもいい。

 1ステージ目は看護婦さんの目を盗んで体温計をコスり、温度を限界まで上げて温度計を破壊するゲーム。10本の体温計を何秒で壊せるかが勝負で、看護婦さんにバレると時間をロスしてしまうので注意しよう。次の2ステージ目は重要書類に赤字で書き込まれた落書きを、消しゴムを使って30秒の制限時間内でどれだけ消せるかを競うゲーム。3ステージ目では、寝ている人の頭上を走っているヒツジたちを次々に倒していき、最終ステージでは全長42.195キロメートルもある巨大なトイレットペーパーを制限時間内にひたすら巻き取るのが目的だ。

消しゴムを使って落書きを消そう
消しゴムを使って落書きを消そう
 1人でゲームするのもいいが、やはりチャットなどで知り合った人を誘ってネットワーク対戦するのが熱い。ゲーム中は相手のスコアしか見ることができないが、あせらずに全4ステージを戦い抜こう。ゲームのコツは、手に持っているのがマウスだということを忘れてしまうこと。ときにはトイレットペーパーをガンガン回して巻き取ったり、ときには消しゴムを激しくコスって落書きを消していくことをイメージすれば、必ずライバルに勝利できるはず!

 マウスの種類によって有利になったり不利になることがあるのでは? と疑問に思った筆者は、さまざまなマウスを使ってゲームをプレイしてみた。まずは移動にボールを使う通常のマウスでプレイしてみたところ、感度はすこぶる良好でライバルに勝利できた。次に光学式マウスを使ってみたが、こちらも通常のマウスと同じぐらいプレイしやすかった。調子に乗って、次はノートパソコンのトラックポイントでプレイしてみたが、マウスのように激しくコスることができず、ライバルに惨敗してしまった。マウスならどれでも大差なく遊べるので、使い慣れたマウスで特訓するのがよさそうだ。

大差で勝利だ!
大差で勝利だ!

【著作権者】Hikoza.T.Ohkubo 氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.22
【ファイルサイズ】477KB

□ヒコザンチ6
http://www18.big.or.jp/~hikoza/

(YsK-与作)

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