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3Dパース表示可能な間取り図作成ソフト「間取りＯＫ！」v1.11

新居の室内をウォークスルー表示できる

（01/07/31）

「間取りＯＫ！」v1.11

　新居を建てる。おそらく人生で一度っきりのことだろう。家族みんなで図面を見ながらあれこれ言って頭を悩ませても、実際に建つまでは実物が見られないためにたくさんの不安が付きまとう。こんなとき役立つのが、間取り図を簡単に作成できて家の中を3D表示で確認できるソフト「間取りＯＫ！」だ。

　「間取りＯＫ！」は、3Dパース表示可能な間取り図作成ソフト。住宅の平面間取り図を作成して3Dで表示できる。ボタンをクリックしていくだけで間取り図を作成できるうえ、できあがった間取り図を3D表示して住宅の概観を確認することが可能だ。間取り図を作成するには、階数、面積、江戸間や京間などの寸法の単位を指定して部屋を配置する際のアタリとなるグリッドを決め、部屋や出窓などの19ジャンルに分類された多数のパーツを選んで組み合わせる。配置した後に、各パーツの大きさをマウスで変更することも可能だ。間取り図が完成し[編集]-[パース編集]を選ぶと、間取り図どおりの家が建築パースのように3D表示される。ユーザーは位置と角度を指定することで、家の概観や室内を好きなように眺めたり、自分の目の高さで室内をウォークスルー表示することが可能だ。

　3D表示では家の周りや中をぐるっと回るなど、さまざまな視点で見ることができるため、新居の計画を立てる場合や、新居の間取り図をみたけれどなかなかイメージがわかない場合に役立つだろう。3D表示中にそれぞれのパーツを選ぶと、数値入力により、大きさの調節や建材を変更することも可能だ。作成した間取り図は、独自のSCS形式で保存可能。そのほか、作者ホームページの“間取りライブラリ”から、面している道路の方角や家の床面積を指定することで、実在の設計事務所が作成したモデルハウスをはじめとするたくさんの間取り図をダウンロードすることができる。

【著作権者】テレシス（株）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.11（01/07/03）

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（岩崎 綾／小山 文彦）