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クリップボードをより使いやすくする「クリップアウト2000」v2.3が公開

テキストのコピー履歴はもちろん、画像のコピー履歴も保存できる

（01/08/14）

「クリップアウト2000」v2.3

　クリップボードをより使いやすくする「クリップアウト2000」v2.3が10日に公開された。テキストのコピー履歴はもちろん、画像のコピー履歴も保存できるうえ、さらにテキスト整形や画像のトリミングなども可能だ。Windows 95/98/NT 4.0に対応するフリーソフト。編集部で試用したところ、Windows Me/2000での動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「クリップアウト2000」は、クリップボードをより使いやすくするためのソフト。テキストのコピー履歴はもちろん、画像コピーの履歴も保存できる。保存できる履歴は最大で、テキストが100個、画像が30個までで、履歴の内容は再びクリップボードに読み込んで利用できるほか、履歴内容をファイルとして保存することが可能だ。また画像は、切り抜いて一部のみを利用するといった作業を「クリップアウト2000」上でできるため、画像編集ソフトを起動しなくてもトリミングできるのがうれしい。

　このほか、現在テキストエディターで編集中の文書を加工することも可能で、テキストエディターで範囲指定した文字列を、指定した文字数で改行したり、各行頭に引用符をつけたり、文書の始めと終わりに各種カッコをつけることができるほか、文書内の半角文字を全角文字へ、英小文字を大文字へ変換するなどが可能。

　画面の隅にマウスカーソルを移動すると、編集中の文字列を加工するためのメニューが表示されるオートメニューにも対応。マウスでの操作が多く、ホットキーに慣れないユーザーにも使いやすいだろう。編集中の文字列の加工メニューは自分で定義でき、ここで自分のよく使う定型文や記号を呼び出すよう設定することもできる。

【著作権者】チャッピーのパパ　氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.3（01/08/10）

□Chappy'sPapa Site
http://homepage1.nifty.com/chappy/

（岩崎 綾）