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MPEG-4ベースの高圧縮率コーデックを含むソフト群「DivX」v4.0

2時間ほどの映画を鑑賞にたえる画質で1枚のCD-ROMに納めることが可能

（01/08/28）

「DivX」v4.0

　DivXNetworks, Inc.は21日、MPEG-4をベースにした高圧縮率のコーデックを含むソフト群「DivX」v4.0をリリースした。2時間ほどの映画を鑑賞にたえる画質で1枚のCD-ROMに納めることができるのが特長だ。現在、同社サイトから無償でダウンロードできる。

　「DivX」は、ストリームによる動画配信を主目的とした動画圧縮伸張技術のMPEG-4をベースに、オープンソースで開発されたコーデックを含むソフト群。配布されているアーカイブには、動画圧縮伸張用モジュール（コーデック）のほか専用プレイヤーの「The Playa」なども同梱されている。圧縮用のソフトは付属していないが、DirectShowに対応したキャプチャーソフトやエンコードソフトで利用可能だ。

　MPEG-4の技術はすでにRealVideoやWindowsMedia Video、QuickTimeなど主要動画フォーマットで採用されているが、フォーマット間の互換性はない。そのためDivXNetworks, Inc.では、様々なプラットフォームで作成や再生ができるオープンソースの「DivX」を広めたいとしている。

【著作権者】DivXNetworks, Inc.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.0（01/08/21）

□DivX.com Home Page
http://www.divx.com/
□山本雅史のソフトウェアコラム（PC Watch）
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010307/software.htm

（齋藤 正穂）