.

【第110回】

変わった移動方法のパズルゲーム「Gravity Sports 3」

ステージをぐるぐる回しまくってキャンディーをゲット!!

（01/09/06）

　ステージ上のアイテムを拾いながらクリアしてくパズルゲームはよくあるが、ステージそのものをぐるぐると回転させて移動していく一風変わったパズルゲーム「Gravity Sports 3」を紹介しよう。

キャンディーを取る順番がカギだ

　「Gravity Sports 3」は、赤いリボンをした女の子のキャラクター“ジーマ”を操ってステージ上にあるキャンディーをすべて集めてクリアしていくパズルゲーム。ステージは壁で迷路のようになっており、普通の壁のほかすべての面にトゲがついている「トゲ」やトゲのついている面とついていない面がある「トゲつきの壁」がある。トゲに触れるとミスとなるが同じステージを何度でもリトライすることが可能。キャンディーは緑と赤の2種類があり、赤のキャンディーを取るとトゲつきの壁が180度回転する。その他に「ローテーションキー」があり、トゲつきの壁を時計回りに90度回転させることができる。

　ステージ上の移動は、キャラクター自身は左右にしか移動できないが、ステージ全体を回転させることでキャラクターを上下方向に移動させることができる。ステージの回転は180度回転、時計回りに90度回転、反時計回りに90度回転の3種類の回転方法があり、ステージごとに使える回転の種類と回数が制限されている。これらをうまく組み合わせてステージ上を移動することになるが、よく考えて回転させないとトゲの上に落ちてしまったり、トゲに囲まれたところに移動してしまい抜け出すことができなくなるので要注意。

ステージの回転中

　このゲームのポイントは、なんといってもステージを回転させるところで、どう考えてもキャンディーが取れないと思う場所にあっても、左右移動と回転を組み合わせれば意外とあっさりキャンディーを取ることができる。まずは落ち着いて考えて、あらゆる方法を試してみよう。トゲの上に赤いキャンディーがある場合は、取った瞬間にトゲがついた面が回転して180度回転してくれるので、反対の面にトゲがなければミスにならない。このテクニックをうまく使おう。4面ともトゲつきの壁に赤いキャンディーがある場合は、最後の一個に残しておくとクリアできる。行き詰ったときにちょっと思い出してもらえれば幸いだ。

　まずはプレイ！ということで、ステージをぐるぐる回しつつなんとか28面まで進んだ。しかし、ステージの回しすぎで目が回ってしまいギブアップ。ステージは全50面が用意されており、ゲームを終了してもコンティニューで前回クリアしたところからリプレイできるので、休憩時間の頭の体操代わりにでもゆっくりプレイしてほしい。また、ステージを自分で作成できるステージエディターも付属しているので、オリジナルステージを作って友達と交換するのも楽しいだろう。

トゲに触れるとミス！

【著作権者】PHAME　氏
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-（01/03/20）
【ファイルサイズ】348KB

□グラビティー・スペース
http://userwww.aimnet.ne.jp/user/ishidamr/gravity/

（大蔵 峰樹)