動体検知機能付きビデオキャプチャーソフト「Live Capture!」v0.9.0.0
カメラの映像を監視して動きがあると静止画像をメールに添付して通知可能
(01/09/06)
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「Live Capture!」v0.9.0.0 (画面はハメコミ合成) |
動体検知機能付きビデオキャプチャーソフト「Live Capture!」v0.9.0.0が、8月26日に公開された。CCDカメラなどの映像を監視して、動きがあるとその場面の静止画像をメールに添付して送信できる。Windows 95/98/NT 4.0/2000に対応したフリーの開発版で、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「Live Capture!」は、動体検知機能付きのビデオキャプチャーソフト。動体検知機能を利用すると、ビデオキャプチャーカードに接続したビデオカメラやUSB接続のCCDカメラなどの映像を監視し、画面に動きを検知したらイベントを発生させることができる。イベントは3つ用意されており、検知した時点の静止画像を保存したり、FTPサーバーにアップロードできるほか、メールに添付して送信が可能だ。動きの検知の精度はプレビュー画面でリアルタイムに調整でき、小さな動きを無視して誤検知を減らしたり、わずかな動きも見逃さないシビアな設定にすることもできる。FTPサーバーへのアップロードやメール送信の場合は自動でダイアルアップ接続することもできるため、常時接続環境でなくても利用可能だ。そのほか、一定時間ごとにイベントを発生させる定点撮影機能もある。
動体検知機能を使えば、玄関に設置したカメラを監視して侵入者を検知したり、研究所の特定の部屋に出入りする人の顔を記録するといったセキュリティシステムを、安価に構築することが可能だろう。また、庭に遊びにくる鳥を自動撮影したり、ホウセンカの種が飛び散る瞬間をとらえるといった自然観察にも応用できそうだ。
【著作権者】市川 由紀夫 氏
【ソフト種別】開発版フリーソフト
【バージョン】0.9.0.0(01/08/26)
□だでぃ’ず ほーむ
http://echo.ruru.ne.jp/linlin/dady/
(齋藤 正穂)