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マイクロソフト、「Internet Explorer 6」日本語正式版を公開
プライバシー保護機能が強化されたほか、操作性や信頼性が向上
(01/09/19)
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「Internet Explorer 6」日本語正式版 |
マイクロソフト(株)は19日、Webブラウザーの最新バージョン「Internet Explorer
6」日本語正式版を公開した。IE 6ではWebサイトを閲覧する際のプライバシー保護機
能が強化されたほか、操作性や信頼性の向上が図られている。Windows 98/Me/NT 4.0/
2000で動作するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
今回リリースされたIE 6では、Webサイトを閲覧する際のプライバシー保護機能が
強化された。W3Cが提唱するP3P(Platform for Privacy Preferences)をサポートし、
WebサイトがCookieを利用してどのような情報を収集しているかをユーザーがチェッ
クでき、必要な場合はそのWebサイトがCookieを利用することを禁止できるようになっ
ている。
また、Webページ中の画像にマウスポインタをあてると画像の左上に“イメージツール
バー”と呼ばれるバーが表示され、このバーのボタンをクリックするだけで画像をハー
ドディスク上に保存したり、印刷したり、メールに添付して送信できるなど、操作性
の改善が図られている。ウィンドウ内に収まりきらない大きな画像を表示する際は、
画像をウィンドウの大きさに自動リサイズする機能も追加された。
このほか、IE 6が不正処理等の原因で強制終了した場合、エラー情報をマイクロソ
フトに送信できる機能が追加された。同社によると、この機能を利用して収集したエ
ラー情報は不具合修正などに役立てられ、エラーが既知の問題でService Packや修正
プログラムで修正できる場合は、関連記事のリンクを表示するようになっているとい
う。
【著作権者】Microsoft Corp.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】6.0.2600.0000(01/09/19)
□Internet Explorer Home Page
http://www.microsoft.com/japan/ie/
(新城 雅章)