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米RealNetworks、最新プレイヤー「RealOne Player」の評価版を公開
「RealPlayer」と「RealJukebox」を統合しさまざまなコンテンツが再生可能に
(01/09/27)
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「RealOne Player」Preview版 |
米RealNetworksは24日(現地時間)、マルチメディアプレイヤーの最新評価バージョン「RealOne Player」Preview版を公開した。従来の「RealPlayer」と「RealJukebox」を統合し、さまざまなコンテンツの再生と検索ができるようになった。Windows 98/Me/NT 4.0/2000で動作する評価版で、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
「RealOne Player」は、「RealPlayer」と「RealJukebox」を統合した同社の最新のマルチメディアプレイヤー。ウィンドウがコンテンツの再生画面と、詳細情報の表示画面、コンテンツの管理・検索画面の3つで構成される。再生可能なコンテンツはRealAudio、RealMedia、MP3、Windows Media、Liquid Audio、AAC、AVI、WAVE、MPEGなど多岐にわたる。
コンテンツ再生画面には、ビデオコンテンツの場合はその内容が、オーディオコンテンツの場合はVJ風のビジュアライゼーションが表示される。再生画面のサイズは「RealPlayer」と同じく、標準、2倍、フルスクリーンの3種類から選択可能。再生画面の右側には、再生中のコンテンツの詳細情報が表示される。たとえばMP3ファイルを再生している際はアーティスト名やアルバム名などのID3タグの内容が表示され、コンテンツによってはジャケットの画像や、音楽CD販売サイトへのリンク等も表示される仕組みになっている。
ウィンドウの下半分は、コンテンツの管理・検索画面となっており、「RealOne Player」のポータルWebサイトや「RealJukebox」のようなローカルコンテンツの管理画面などが表示される。音楽CDの楽曲をエンコードしてハードディスクに保存したり、CD-Rドライブを利用してオリジナルの音楽CDを作成することも可能。また、インターネットラジオを受信したり、ポータブルプレイヤーと連携することもできる。
今回公開された「RealOne Player」は期間限定の評価版で、利用できる機能も限定されている。同社によると、評価版はBeta版のリリース時に使用できなくなるとのこと。
【著作権者】RealNetworks, Inc.
【ソフト種別】評価版フリーソフト
【バージョン】Preview版
□Welcome to Real.com
http://www.real.com/player/preview.html
(新城 雅章)