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マイクロソフト、統合型クライアントソフト「MSN Explorer」を公開
IEに「MSN Hotmail」や「MSN Messenger Service」などを統合
(01/10/09)
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「MSN Explorer」 |
マイクロソフト(株)は、Webブラウザーに無料メールサービスやメッセンジャー機能を統合したインターネットクライアントソフト「MSN Explorer」を8日に公開した。Windows 98/Me/2000に対応したフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
「MSN Explorer」は、Webブラウザーに無料メールサービスやメッセンジャー機能を統合したインターネットクライアントソフト。IEに「MSN Hotmail」、「MSN Messenger Service」などを統合したもの。これ一本で、メールの送受信やインスタントメッセージのやりとりなどが簡単にできるようになる。操作もツールバーやメニューバーのアイコンをワンクリックだけで、目的のニュースサイトを閲覧したりメールの送受信が簡単に行える。
また、インターネット上でユーザーの認証を行うシステム「Microsoft .NET Passport」を導入し、ユーザーごとに「お気に入り」などの個人設定が保存できるようになった。1台のPCで合計10個のアカウントがサポートされるため、複数のユーザーで1台のPCを利用していても自分の設定した環境を他人に変更されることなく利用できる。「MSN Explorer」とは別のWebブラウザーとの併用も可能で、「MSN」のニュースチャンネル閲覧用に「MSN Explorer」を利用し、ソフトのダウンロードや個人サイトの閲覧にはIEなどを利用するといった使い分けもできる。なお、現在同社サイトでは「MSN Explorer」の公開にとともに、ノートPCが当たるプレゼントや壁紙、スクリーンセーバーがダウンロードできるキャンペーンが行われている。
【著作権者】Microsoft Corp.
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】6.10.0016.1625(01/10/08)
□MSN Explorer
http://explorer.msn.co.jp/
(小津 智幸)
編集部注:
1台のパソコンでサポートされる10個のアカウントの内訳は、パスワードを登録できる9つの通常アカウントと、1つのゲストサインインオプションです。