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ネットワークの流れをビジュアル表示するパケットモニター「Vigil」v1.3.0
HTTPやPOP3などプロトコルごとにパケットを分別表示
(01/10/15)
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「Vigil」v1.3.0 |
ネットワークの流れをビジュアル表示できるパケットモニター「Vigil」v1.3.0が、13日に公開された。Windows 98/Me/NT 4.0/2000に対応した1,000円のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には同梱されている「WinPcap」をあらかじめインストールしておく必要がある。
「Vigil」は、ネットワークの流れをビジュアル表示できるパケットモニター。ネットワーク接続しているマシンのIPアドレス一覧をウィンドウ左上側にツリー表示し、ネットワークに流れるすべてのパケットをウィンドウ下側に、HTTPやPOP3などプロトコルごとのパケットをウィンドウ右上側に表示する。右上側のウィンドウでは、たとえばHTTPならWebブラウザーで閲覧するのと同じかたちでWebページを表示し、POP3ならメールのヘッダーや本文などのテキストを「Vigil」のウィンドウ上で再構築して表示するため、データの流れがビジュアルで把握できる。
「Vigil」を使うと、暗号化されていないパスワードをいかに簡単に盗み見ることができるかを、ネットワークの知識がなくても体験することができる。自分の所属しているネットワークにセキュリティ対策を施す際などの参考にするとよいだろう。
【著作権者】SIN 氏
【ソフト種別】シェアウェア 1,000円
【バージョン】1.3.0(01/10/13)
□SapporoWorks
http://homepage2.nifty.com/spw/
(竹元 克己)