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日本MMO、ファイル共有ソフト「ファイルローグ」の日本語版を公開
アカウントを取得するだけで、インターネット経由のファイル共有が可能に
(01/11/01)
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「ファイルローグ」 |
(有)日本エム・エム・オーは1日、ファイル共有ソフト「ファイルローグ」の日本語版を公開した。無料のアカウントを取得するだけで、インターネット経由でさまざまなファイルを共有できるようになる。現在Windows用のBeta版が同社のWebサイトからダウンロードできる。編集部で試したところ、Windows Me/2000上で動作した。
「ファイルローグ」は、インターネットを通じてさまざまなファイルを共有できるソフト。IDとパスワードを入力して「ファイルローグ」のサーバーに接続すると、同時に接続しているユーザーが共有フォルダに置いているファイルを、ダウンロードできるようになる。
サーバーに接続中のユーザーが共有状態にしているファイルのリストは、「ファイルローグ」のサーバーに自動的に送信されて一元管理される。目的のファイルを探すときは、サーバー上で管理されているリストを元にファイル名で検索する仕組みだ。ファイル名や共有フォルダ名は日本語も使用可能で、日本語を使ってファイルを検索することもできる。実際にファイルをダウンロードする際は、サーバー経由ではなく、そのファイルを共有しているパソコンから直接ダウンロードするようになっている。
なお、同社では、著作権、著作隣接権、名誉権、プライバシー権その他第三者の権利を侵害するファイルを「ファイルローグ」を用いて送信可能とすることを禁じている。また同社は、万が一これらの権利を侵害するファイルが共有された場合、著作権審議会第1小委員会専門部会が平成12年12月の中間報告で提唱した「ノーティス・アンド・テイクダウン手続」に準拠した方法で救済措置をとるとし、その手続き方法は同社のWebサイトで公開されている。
【著作権者】ITP Web Solutions,Inc.、(有)日本エム・エム・オー
【対応OS】Windows
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.3 Beta (Build 301)
□ファイルローグ(編集部注:つながりにくくなっています)
http://www.filerogue.net/
(新城 雅章)