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Webページ独自のアイコンを表示可能になった「Mozilla」v0.9.6がリリース
範囲指定した文字列でWeb検索する機能を追加
(01/11/21)
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「Mozilla」v0.9.6 |
The Mozilla Organizationは20日、オープンソースで開発を進めているWebブラウザーの最新版「Mozilla」v0.9.6を公開した。v0.9.6では、アドレス入力欄に閲覧中のWebページ独自のアイコンを表示できるようになったほか、右クリックメニューからWeb検索サービスの検索結果を呼び出す機能が追加されている。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPで動作するフリーソフトで、現在「Mozilla」の公式サイトからダウンロードできる。
今回リリースされたv0.9.6では、アドレス入力欄に閲覧中のWebページ独自のアイコンを表示できるようになっている。「Internet Explorer」のお気に入りで独自アイコンを表示するときと同様に、HTMLソースのヘッダー部分に<LINK REL="SHORTCUT ICON">タグを記述することでICO形式の画像を表示できる。また、<LINK REL="ICON">タグを使って画像形式を指定すれば、PNG形式の画像を独自アイコンとして表示することも可能だ。
また、範囲選択した文字列の右クリックメニューから、Web検索サービスの検索結果ページを直接呼び出す機能も追加された。利用できるのは、「Mozilla」の“Default Search Engine”として設定したWeb検索サービスで、範囲選択した文字列での検索結果が表示される。「Mozilla」を日本語版Windowsにインストールすると、gooやYahoo! Japanなど複数の国内Web検索サービスの中から“Default Search Engine”を設定することができるが、一部のWeb検索サービスでは日本語文字列を範囲選択して検索した場合に文字化けが発生し、うまく検索できないものもあった。
このほかリリースノートによると、Windows独自の画像形式であるBMP形式やICO形式の画像を、Mac OS版やLinux版の「Mozilla」でも表示できるようになったという。
【著作権者】The Mozilla Organization
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.9.6(01/11/20)
□mozilla.org
http://www.mozilla.org/
(新城 雅章)