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第3のWebブラウザー「Opera 6.0」正式版が公開
“月末公開予定”の日本語版は29日現在いまだ公開されず
(01/11/29)
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「Opera 6.0」 |
ノルウェーのOpera Software ASAは29日、独自の表示エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera 6.0」の正式版を公開した。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPで動作するフリーソフトで、39ドルの登録料を支払えば「Opera 6.0」の画面上に現れるバナー広告を非表示にできる。英語版をはじめ、フランス語版やドイツ語版、韓国語版など24カ国語のバージョンが現在同社のWebサイトで公開されているが、“月末公開予定”とされていた日本語版は、29日の時点では公開されていない。
「Opera 6.0」は、独自の表示エンジンを搭載したWebブラウザー。ヨーロッパを中心に人気があり、同社では「Internet Explorer」や「Netscape」に次ぐ“第3のブラウザー”と位置づけている。v5.12までは日本語のWebページを正常に表示できなかったが、「Opera 6.0」ではUnicodeのサポートとともに日本語のWebページの表示が可能になった。
同社では、メニューやダイアログ、検索機能などを日本語化した「Opera 6.0」日本語版を11月末ごろにリリースするとしていたが、29日の時点では公開されていない。編集部で試したところ、Japanese Opera Users Groupが公開しているBeta版用の「Opera日本語化ツール」を使って、「Opera 6.0」正式版を日本語化することはできたが、言語ファイルのアップデートを求める警告が起動時に毎回表示されるようになった。
【著作権者】Opera Software ASA
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト(広告非表示はシェアウェア39ドル)
【バージョン】6.0 Build 1010(01/11/29)
□Opera Software - the Best Internet Experience
http://www.opera.com/
□MoonStone'S Laboratory(「Opera日本語化ツール」)
http://www.moonstone.jp/
□窓の杜 - 【NEWS】独自の表示エンジンを搭載したWebブラウザーOpera 6.0」Beta 1がリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/11/14/opera60beta.html
□窓の杜 - 【NEWS】Webブラウザー「Opera 6.0」を日本語化するソフト「Opera 日本語化ツール」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/11/19/operajpack.html
□窓の杜 - Opera
http://www.forest.impress.co.jp/library/opera.html
(新城 雅章)