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最前面に補助線を表示して行頭からの空白字数などを確認できる「.Line」v1.00
ワープロソフトやテキストエディターなどでの文書編集を支援
(01/12/04)
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「.Line」v1.00 |
行頭からの空白字数で段落を分ける“段付け”文書の編集を、デスクトップの最前面に縦の補助線を表示して支援する「.Line」v1.00が、2日に公開された。Windows 98/NT 4.0/2000に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。
「.Line」は、行頭からの空白字数で段落を分ける“段付け”文書の編集を、デスクトップの最前面に縦の補助線を表示して支援するソフト。ワープロソフトやテキストエディターで、段落を階層化して表示したいとき、行頭からの空白字数で段落を分けて表記したり、「1-1.」や「1-1-1.」など、複数の段落記号つけて表記することがあるが、階層構造が複雑化してくると、次の段落では行頭からの字間をどのくらい空ければよいのか分からなくなってしまうことがある。「.Line」は、デスクトップに縦の補助線を複数表示することで、行頭からの位置を表示できる。起動後に表示された補助線をマウスで任意の位置に移動し、それぞれの線を色づけしておけば、一目で階層ごとの行頭の空白字数が確認できる。また、スクロールアウトしてしまった前の段落と行頭の空白字数を揃えるときにも利用できるだろう。
起動と表示される縦の補助線は、マウスを線の部分に持っていきマウスカーソルの形が「←||→」に変わったら、右クリックとドラッグで好きな位置に移動可能。またこのとき左クリックすれば、線の追加や削除、色の変更できる。また段落の階層化以外にも、プログラムソースなど、ルーチン毎に空白を入れて整理したい文書の整形にも利用できるだろう。
【著作権者】河本 純 (ハマたろう) 氏
【対応OS】Windows 98/NT 4.0/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(01/12/02)
□ハマたろうの部屋
http://www2.odn.ne.jp/hamataro/
(岩崎 綾)