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簡単にエフェクト効果をかけられる動画編集ソフト「MULTIQUENCE for Windows」
動画、静止画、音声ファイルを組み合わせることができる
(02/03/12)
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「MULTIQUENCE for Windows」v2.50 |
動画、静止画、音声ファイルを組み合わせることができる動画編集ソフト「MULTIQUENCE for Windows」v2.50が、6日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応する65カナダドルのシェアウェアで、試用中は作成する作品に同ソフトのロゴが表示されたり、45秒以内の動画しか作成できないなどの制限がある。
「MULTIQUENCE for Windows」は、動画、静止画、音声ファイルを組み合わせて簡単に1つの動画を作成できる動画編集ソフト。対応する形式も幅広くBMP/JPEG/GIF/AVI/MPEG/MP3/WAVE形式の素材を読み込んで、1つの動画にまとめることができる。ウィンドウには、画面上部の時間軸に沿ってトラックのタイムラインが表示され、素材ファイルをドラッグ&ドロップして配置することができる。配置した時間になると、音声が鳴ったり、動画や静止画が表示される仕組みだ。音声の場合は、音を鳴らすチャンネルやループする回数を、動画や静止画の場合は表示サイズや表示位置などを設定することができる。また配置した素材を選択して[Effect]メニューを開くと、動画を回転させたり、ぼかすといったエフェクトをかけることも可能だ。
起動直後の状態ではトラックは1つしかないが、トラックのタイムラインの右クリックメニューで新しいトラックを追加することができる。追加したトラックのタイムラインに新たな素材をドラック&ドロップすることで、複数の動画を別々の位置に表示したり、重ね合わせて合成して表示したり、動画のBGMにお気に入りの曲を流すといったことも可能になる。全ての設定が完了したら、再生ボタンをクリックして動きを確認できる。思い通りの仕上がりなら、AVI形式の動画ファイルに出力しよう。この際、動画の圧縮コーデックを指定することもできる。なお「MULTIQUENCE for Windows」の独自形式で保存しておけば、後日改めて再編集することも可能だ。
エフェクトは、特に細かい設定をしなくてもすぐに反映されるので簡単で使いやすい。入学式や卒業式などの動画もタイトル画像を入れたり、映像にキャプションをつけるだけでオリジナルの動画に変身させることができる。
【著作権者】GoldWave Inc.
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 65カナダドル
【バージョン】2.50(02/03/06)
□MULTIQUENCE(TM) Multitrack Editor
http://www.goldwave.com/multiquence/
(西尾 充雄)