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マイクロソフト、Windows 98/NT 4.0用のセキュリティパッチを再公開
ダイアログで文字化けが生じる不具合を修正
(02/03/15)
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旧パッチを適用すると文字化けが生じる |
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新パッチ適用後に文字化けも解消される |
マイクロソフト(株)は15日、不具合が見つかり公開を中止していたWindows 98/NT 4.0用のセキュリティパッチを再公開した。Windows Shellのバッファオーバーランを修正するWindows 98/NT 4.0/2000用のセキュリティパッチが、現在同社のホームページから無償でダウンロードできる。なお、同社によるとWindows NT 4.0 Terminal Server Edition用のセキュリティパッチは現在開発中とのことで、未だ公開されていない。
同社は8日の時点で、Windows 98/NT 4.0/2000用のセキュリティパッチを公開していたが、このセキュリティパッチをWindows 98/NT 4.0に適用すると“ファイル名を指定して実行”など一部のダイアログで文字化けが生じる不具合が見つかり、11日深夜になってWindows 98/NT 4.0用のセキュリティパッチを公開中止していた。
今回、再公開されたWindows 98/NT 4.0用のセキュリティパッチでは、これらの文字化けが発生しないように修正されている。また、8日に公開されたセキュリティパッチをすでに適用して文字化けが発生している場合も、今回公開されたセキュリティパッチを改めて導入することで、文字化けの不具合を解消することができる。
□Windows Shellの未チェックのバッファにより、コードが実行される
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/frame_prekb.asp?sec_cd=MS02-014
□MS02-014 に関する情報
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS02-014ov.asp
□窓の杜 - 【NEWS】マイクロソフト、Windows 98-NT 4.0-2000のセキュリティパッチを公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/03/11/windowsbug.html
(竹元 克己)