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サイバーリンク、高機能ビデオ編集ソフト「PowerDirector」v2.0を公開

DVD/VCD/SVCD/MiniDVDオーサリング機能を試せる体験版がダウンロードできる

(02/04/04)

ビデオ編集画面
ビデオ編集の画面
 
動画を保存する画面
動画を保存する画面
 サイバーリンク(株)は、高機能ビデオ編集ソフト「PowerDirector」v2.0のダウンロード販売を開始した。Windows 98/Me/2000/XPに対応するソフトで、ベクターの“プロレジ”やBIGLOBEの“SOFTPLAZA”での販売価格が通常版は4,980円、DVDオーサリング機能などがある高機能のPro版は9,280円。現在、同社のWebサイトから30日間試用できるv2.0 PROの体験版をダウンロードできる。

 「PowerDirector」は、高機能ビデオ編集ソフト。同社Webサイトで公開されているv2.0 PROの体験版では、動画ファイルの映像を結合・合成したりカットするなどのビデオ編集機能に加え、編集後の動画ファイルを使ってメニュー画面付きのDVDビデオなどを作成するDVD/VCD/SVCD/MiniDVDオーサリング機能などを30日間試用することができる。MPEG-1/2、AVI、WMV形式の動画ファイルの読み込みと保存に対応しているほか、DV機器やビデオキャプチャーボード経由で映像を取り込んで編集することも可能。また、BMP、JPEG、GIF形式の静止画像ファイルや、WAVE、MP3形式の音声ファイルを素材として読み込み、映像と合成させることもできる。

 動画・静止画・音声のファイルを「PowerDirector」に読み込むと、画面左上側にサムネイルが追加されていく。次に、動画ファイルのサムネイルを画面下側の“ストーリーボード”にドラッグ&ドロップして配置していき、結合したい順序に並び替える。映像の加工は“ストーリーボード”に登録した動画ファイル単位で行うことができ、画面右側のつまみを回すことでさまざまな加工処理を選択できる。たとえば、映像の好きな部分をカット編集する機能、任意の文字列をテロップとしてアニメーション表示させる機能、モザイクや画面分割などの加工を施す機能、動画や静止画を合成する機能などを利用できる。また、映像の大きく変化する場面を1つの“シーン”として検出・分割する機能を使い、シーンごとに映像を“ストーリーボード”に登録することもできるため、カット編集機能を使わなくてもおもしろいシーンだけをつなぎ合わせたり、シーンの順序を入れ替えるといった複雑な編集作業が簡単に行える。

 さらに、DVD/VCD/SVCD/MiniDVDオーサリング機能を使用すれば、市販のDVD/VCDのようにタイトル画面からメニューを選択して再生する本格的な映像をウィザード形式の質問に答えるだけで作成でき、それをCD-RやDVD-Rなどに書き込むことも可能。また、編集した映像だけではなく、任意の秒単位で静止画が切り替わるスライドショーを作成し、それを映像と一緒に書き込むこともできる。DVで撮影した子どもの成長記録を編集した映像や、デジカメで撮影した静止画などを使ってオリジナルのDVDビデオを作成し、子どもの誕生日などのイベントで再生したり、祖父や祖母にプレゼントしてみてはいかがだろう。

【著作権者】サイバーリンク(株)
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】体験版(ダウンロード販売版は4,980~9,280円)
【バージョン】2.0 PRO 体験版

□CyberLink Web Page~映像のデジタル、はじまる。
http://www.cli.co.jp/

(竹元 克己)

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