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MP3ファイルを解析してエンコーダー名や音質を表示するソフト「EncSpot」

音質の3段階評価も表示できる

（02/04/09）

エンコーダー名や音質を表示

ビットレートの割合を棒グラフ表示

　MP3ファイルを解析してエンコーダー名や音質を表示するソフト「EncSpot」v2.0が、1日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000/XPでの動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「EncSpot」は、MP3ファイルを解析してエンコーダー名や音質などさまざまな情報を表示するソフト。画面左側のフォルダツリーでMP3ファイルが存在するフォルダを選択すると、画面右側にMP3ファイルの名前、エンコーダー名、平均ビットレート、曲の長さなどの情報がエクスプローラの詳細表示風に一覧で表示される。MP3ファイルのエンコーダー名やビットレートなどの情報をもとに、「EncSpot」が独自に音質を3段階で評価した内容も表示できるため、音質の善し悪しを判断する材料の一つとして参考にするのもいいだろう。

　また、MP3ファイルの成分を棒グラフで表示する機能もあり、たとえば音声の内容によってデータ量が随時変化する可変ビットレート（VBR）でエンコードしたMP3ファイルの場合は、実際に使用したビットレートの割合を棒グラフで分析することができる。なお、作者のホームページでは、波形の詳細を表示したり、ID3タグを編集するなどの拡張機能が利用できるようになる「EncSpot」のProfessional版が、19.99ドルでダウンロード販売されている。

【著作権者】GuerillaSoft
【対応OS】（編集部にてWindows 2000/XPで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト（Professional版は19.99ドルのダウンロード販売）
【バージョン】2.0（02/04/01）

□GuerillaSoft
http://www.guerillasoft.com/

（竹元 克己）