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セキュリティ問題などを修正したWebブラウザー「Mozilla」v1.0 RC 2が公開

インストール時に不正なフォルダが生成されてしまう不具合も修正

(02/05/13)

「Mozilla」v1.0 RC 2
「Mozilla」v1.0 RC 2
 The Mozilla Organizationは10日(現地時間)、オープンソースで開発を進めているWebブラウザー「Mozilla」v1.0 Release Candidate 2(RC 2)を公開した。今回公開されたv1.0 RC 2では、同ソフトのXMLHTTPコントロールの脆弱性が指摘されたのを受け、悪意あるWebサイトを閲覧しただけでユーザーのローカルファイルやローカルフォルダを読み取られてしまう恐れがあるセキュリティ問題を修正した。そのほか、v0.9.9で見つかったインストール時に不正なフォルダが生成されてしまう不具合がようやく修正されたほか、20種類以上の不具合が修正されている。

 また、現在開発されている「Mozilla」のロードマップでは、v1.0 RC 2の2週間後にv1.0を公開する予定となっているため、重要な不具合の修正などの開発が順調に進めば、5月下旬にはv1.0 正式版が公開される模様。なお、「Mozilla」を日本語化する「日本語パック」のv1.0 RC2に対応した最新版が12日に公開され、すぐにメニューやダイアログなどを日本語化して使用できる。

【著作権者】The Mozilla Organization
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0 Release Candidate 2(02/05/10)

□mozilla.org
http://www.mozilla.org/
□窓の杜 - 【NEWS】オープンソースのWebブラウザー「Mozilla」v1.0 Release Candidate 1が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/04/19/mozilla1.0rc1.html
□窓の杜 - Mozilla 日本語パック
http://www.forest.impress.co.jp/library/mozillajlpack.html

(竹元 克己)

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