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マウスの拡張ボタンにソフト別のショートカットキーを割り当てる「X Wheel」
ホイールを回してマウスカーソル下のウィンドウをアクティブにもできる
(02/05/29)
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「X Wheel」v3.1 |
5ボタンマウスの拡張ボタンにソフト別のショートカットキーを割り当てられるソフト「X Wheel」v3.1が、20日に公開された。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP対応のフリーソフトだが、すべての機能を使用するにはDirectX 7.0以降がインストールされたWindows Me/2000/XPが必要。現在作者のホームページからダウンロードできる。
「X Wheel」は、5ボタンマウスの拡張ボタンに、ソフトごとに異なったショートカットキーを割り当てることができるソフト。マウスのホイールボタンや2つある拡張ボタンをクリックしたとき、ホイールを上・下回転させたときに、ソフトごとにあらかじめ設定しておいたショートカットキーを実行できるのが特長。例えばホイールボタンのクリックを、Webブラウザーでは[Ctrl]+[C]キーとして動作するように設定し、エディターでは[Ctrl]+[V]キーとして動作するように設定すれば、1種類のマウスボタンでURLのコピーからペーストといった複数の操作を簡単に行えるようになる。
タスクトレイに常駐するアイコンを右クリックし、メニューから[設定]を選択すれば、マウスボタンのクリックをショートカットキーに割り当てる設定ダイアログが表示される。ソフト個別にショートカットキーを設定するには、まず[追加]ボタンをクリックし、表示されるダイアログ内の“ファインダーツール”アイコンをソフトのウィンドウにドラッグ&ドロップする。これで対象となるソフトを「X Wheel」が自動的に認識してくれる。次に割り当てたいマウスボタンをクリックして選び、使用するショートカットキーを押せばショートカットキーの割り当て作業は完了する。
マウスボタンのシングルクリックのほか、ダブルクリックやトリプルクリックにも個別の設定を割り当てることができ、クリック間隔は0から999ミリ秒の間で調節可能。このほか、ホイールを回した際にマウスカーソル下にあるウィンドウをアクティブにする機能も備えている。これまで5ボタンマウスのうち通常の左右ボタンしか使わなかった人も、「X Wheel」を使ってマウスのすべてのボタンを活用してみてはいかがだろう。
【著作権者】ATL 氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.1(02/05/20)
□ATL
http://www5b.biglobe.ne.jp/~hokko2nd/
(石川 敬峰)