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思考の流れに沿ってフローチャートを作成できるソフト「PlanningFlow」v4.22

計画フロー作成に特化した機能と直感的な操作で下書きなしにフローチャートを完成

(02/06/10)

「PlanningFlow」v4.22
「PlanningFlow」v4.22
 思考の流れに沿ってフローチャートを作成できるソフト「PlanningFlow」v4.22が、10日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するシェアウェアで、価格は4,000円。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「PlanningFlow」は、思考の流れに沿ってフローチャートを作成できるソフト。起動すると、実際にフローチャートを書き込む“チャートウィンドウ”と、テキストを入力する“エディタウィンドウ”が表示される。このエディタウィンドウは、思いついたキーワードを書き留めておくエリアで、ここに入力したテキストの中から必要な文字列を選択し、チャートウィンドウに直接ドラッグ&ドロップすると、文字列が処理や成果を表すフロー図形に自動的に変換される。改行で区切られた複数の文字列を選択した場合は、それぞれがフロー図形に変換され、さらにそれらが順番に矢印で結ばれた状態になる。この作業を繰り返すだけでフローチャートの下地を作成することが可能。まずキーワードを洗い出しながら流れを考え、配置や装飾などはその後に自由に変更するといった使い方ができるので、思考が途切れず、整理しながら作業を進行することができる。

 また、“パレット”と呼ばれる様々な図形やイラストを格納したウィンドウからドラッグ&ドロップするだけで任意の形状をしたフロー図形を追加することもでき、フロー図形をそれぞれ順番通りにクリックしていくだけで自動的に矢印で結ぶこともできる。また、フローチャートのレイアウトは2種類あり、無背景の白紙状態に図形や線を自由にレイアウトできるタイプと方眼紙のような背景にグリッドに沿って線を引いたり図形を配置できるタイプがある。例えば、アイデアを練る段階で白紙レイアウトを使い、エディタウィンドウに思いついたキーワードを入力する。入力したテキストの中から必要な文字列だけを選択し、チャートウィンドウにドラッグしてフロー図形に変換する。無造作に並べたフロー図形を自由に矢印で結んだり、図形を追加・変更したりして、最後に清書用にグリッド表示に切り替えて配置や装飾を変更する、といった使い方ができる。

 そのほかの便利な機能として、階層化され複雑になったフローでもわかりやすく階層表示をしてくれる“ツリーウィンドウ”機能、付箋を貼るような感覚で使える“メモ”機能、作成したファイルに閲覧用・編集用のパスワードをそれぞれ設定する機能などがある。また、OLEにも対応しているので、表計算ソフトから表を取り込んだり、作成したチャート図をワープロソフトに取り込んだりすることもできる。伝統的なプログラムフローチャートや業務フローチャートを作成できるのはもちろん、アイデアやプロジェクトを簡単に図表化できるので便利だ。

【著作権者】(株)インディーソフト
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 4,000円
【バージョン】4.22(02/06/10)

□IndySoft - Top
http://indysoft.jp/

(大場 亮)

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