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動画再生時間からCD-R収録時の最大ビットレートを計算「ビットレート逆算電卓」

固定ビットレートのMPEG-1形式ファイルをCD-Rに収録する際に利用できる

(02/06/11)

 「ビットレート逆算電卓」v1.1.0
「ビットレート逆算電卓」v1.1.0
 動画の再生時間を入力するだけでCD-Rに収録できる最大ビットレートを計算できる電卓ソフト「ビットレート逆算電卓」v1.1.0が、9日に公開された。Windows 98/XPに対応するシェアウェアで、価格は100円。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 5.0 SP3ランタイムと「Windows Media Player」v6.4以上が必要。

 「ビットレート逆算電卓」は、動画の再生時間を入力するだけで、650MBのCD-Rメディアに収録可能な最大ビットレートを計算する電卓ソフト。起動するとウィンドウの上側に計算結果などを数値表示するディスプレイ、下側に電卓の各種ボタンといったWindows標準の“電卓”に似たユーザーインターフェイスの電卓画面が表示される。動画の再生時間を0~9までの数が書かれた数字ボタンと、時・分・秒の単位それぞれを表す[H][M][S]ボタンを使って入力すると、収録可能な最大ビットレートが“kbps”単位で表示される。40分10秒の動画を650MBのCD-Rメディアに収録したい場合、ボタンを[4][0][M][+][1][0][S]と順番に入力すれば、2,177kbpsとビットレートが表示されるので、たとえば動画の音声部分を96kbpsでエンコードし、動画の映像部分を2,081kbpsでエンコードすることでCD-Rに収録できるといったことがわかる。

 また、AVI、MPEG、WMV形式の動画ファイルを電卓へドラッグ&ドロップすることで、動画を再生して内容を確認できるほか、ドロップした動画ファイルの再生時間を表示することも可能。また、シェアウェア登録後には、700MBのCD-Rメディアに収録可能な最大ビットレートも計算可能になるほか、複数の動画ファイルをドラッグ&ドロップして動画の合計再生時間を表示するといったことができるようになる。なお同ソフトは、固定ビットレートのMPEG-1形式ファイルをCD-Rに収録することを前提にして作成されているが、ほかの形式の動画をCD-Rに収録する場合でも、おおよその目安として参考になるだろう。

【著作権者】まるめソフト
【対応OS】Windows 98/XP
【ソフト種別】シェアウェア 100円
【バージョン】1.1.0(02/06/09)

□MARUME INDEX PAGE
http://www2b.biglobe.ne.jp/~marume/

(竹元 克己)

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