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スクロールする楽譜上の音符に合わせて入力する音楽ゲーム「Ensemble Master」

任意のMIDIファイルから好きなトラックを選んでのアンサンブル演奏を楽しめる

（02/07/16）

「Ensemble Master」v0.14

　横にスクロールする楽譜上の音符に合わせてキー入力する音楽ゲーム「Ensemble Master」v0.14が、9日に公開された。Windows 98/Me/2000に対応するフリーソフトで、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 8.1以降が必要。

　「Ensemble Master」は、右から左にスクロールする楽譜上に配置された音符に合わせて、タイミングよくキー入力し演奏を楽しむ音楽ゲーム。任意のスタンダードMIDIファイルなどから、好きなトラックを選んで入力できるのが特長。MIDIファイルを登録して演奏したいトラックを選び、[Standard play]ボタンをクリックすると、選択したトラックの五線譜とピアノの鍵盤が表示されてゲームが始まる。画面右側から流れてきた音符が左側のゲージと重なったときにタイミングよくキー入力し、対応する音を鳴らして演奏しよう。鍵盤の上には対応するキーボードの文字が書かれており、入力すべきタイミングで鍵が赤く変化するので参考になる。入力のタイミングに応じて、“Excellent”“Cool”“OK”“Bad”“Awful”の5段階の評価が五線譜の上側に表示され、前者3つの評価数が入力成功率や最大コンボ数などにカウントされる。

　MIDIファイル登録後の設定画面で[Solo play]ボタンをクリックすれば、自分の選んだトラック以外の音を消して遊ぶことも可能。またゲームを難しく感じる人でも、スピードを調節してゲームに挑戦したり、好きなMIDIファイルをオートプレイで演奏させて赤く色が変わる鍵盤を眺めて楽しんだりできる。そのほか、MIDIキーボードなどをつないで入力デバイスとして設定することも可能なので、ピアノの演奏を練習するソフトとして利用したり、自分のお気に入りのMIDIファイルを使ってアンサンブル演奏を行うこともできるだろう。

【著作権者】大塚 直之　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.14（02/07/09）

□Ensemble Master(Windows95/98/Me/画像＆サウンド)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se136455.html

（石川 敬峰）