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日本語を使った命令でソフト起動やWeb検索ができるツール「ClipCommand」
“実行”や“検索”といった命令はファンクションキーで呼び出せる
(02/07/19)
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日本語を使った命令でソフトを起動 |
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[F1]キーなどで命令を呼び出せる |
キーワードに続けて日本語の命令を入力することでソフト起動やWeb検索などができるツール「ClipCommand」v2.6が、12日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000で動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。
「ClipCommand」は、任意のキーワードに続けて“実行”や“検索”といった命令を日本語で入力することで、ソフトを起動したりWeb検索などができるツール。インストールすると常駐し、[Ctrl]+[Shift]+[M]キーなどのショートカットキーを実行したり、タスクトレイアイコンをクリックすると、文字入力用の横長ウィンドウが表示される。次に[F1]や[F12]などのファンクションキーを押すと、ウィンドウ内にそれぞれのキーに割り当てられた日本語の命令が、キーワード部分に“~”と書かれた状態で表示されるので“~”部分にキーワードを入力後、[Enter]キーを押すと命令が実行される仕組み。
[F1]キーを押すと“~を起動!”と表示され、スタートメニュー、タスクバー、クイック起動バー内のショートカットの名前や、あらかじめ同ソフトに登録しておいたソフトの名前を入力するだけで、任意のソフトを起動できる。キーワードはすべて入力しなくても一部分だけでも認識され、たとえば“メモ”や“帳”、“モ帳”と入力するだけで「メモ帳」を起動することが可能。ソフトを登録しなくてもすぐにキーワード入力タイプのランチャーとして利用できるのはうれしい。
また、[F6]キーを押すと“~を~で検索して!”と表示されるので、前の“~”部分に検索したいキーワードを、後の部分に“Google”や“フレッシュアイ”などWeb検索サービス名を入力すれば、IEが起動して検索結果のページが表示される。そのほか、窓の杜などのニュースサイトのヘッドラインのみをウィンドウに表示したり、同作者製の電卓ソフトが常駐していれば入力した数式を計算することも可能となる。
【著作権者】SatisKia 氏
【対応OS】(編集部にてWindows 2000で動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.6(02/07/12)
□SatisFactory
http://www5d.biglobe.ne.jp/~satis/
(竹元 克己)