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ファイル間のカーソル移動も簡単なMDI型テキストエディター「ToMoEditor」
設定したしおり箇所の一覧を左ペインに表示
(02/08/05)
 |
「ToMoEditor」v2.2 |
設定したしおりの一覧を左ペインに表示し、複数ファイル間でのカーソル移動などが手軽に行えるMDI型テキストエディター「ToMoEditor」v2.2が、7月28日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000に対応するフリーソフトで、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。
「ToMoEditor」は、設定したしおりの一覧を左ペインに表示し、複数ファイル間でのカーソル移動などが手軽に行えるMDI型テキストエディター。画面はエクスプローラのような2ペイン構成で、左ペインに現在開いているファイル名としおりの一覧、右ペインにファイルの内容をMDI形式で表示する。しおりとは、ファイル内の任意の行をあらかじめ記憶させ、その行へ素早く移動できる機能で、本ソフトでは“マーク”と呼ばれる。行単位のほか、文字列単位でも記憶させることが可能。設定したマークは、左ペインに表示されているファイル名の下にツリー形式で追加表示されるので、複数ファイルの内容をツリー表示から一目で確認できるうえ、マークをクリックするだけで簡単にカーソルを指定位置へ移動できる。さらに、左ペインにはクリップボード履歴も一覧で表示されるので、右ペインで編集中の複数ファイル間で、カーソル移動やコピー&ペーストを行う際に活用できる。
また、文字の大きさやフォントを変えたり、センタリングや右揃え、箇条書きなど
ができるRTF形式も扱えるので、一般的なワープロソフトとして利用することもでき
る。RTF形式で保存したファイルはWindowsに付属する「ワードパッド」やマイクロソ
フト「Word」などで編集することも可能。さらに、RTF形式編集時に文字列の色を指
定する場合、一文字ごとに色を変えてグラデーションのように見せることなどの文字
修飾も手軽に行うことができる。
【著作権者】中村 公成 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.2(02/07/28)
□Tomoのソフト
http://hp.vector.co.jp/authors/VA022237/
(大場 亮)