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BASICインタープリター「99 BASIC Interpreter」v1.19

“N88-BASIC(86)”と“MSX-BASIC”を足して2で割ったようなBASIC言語

（02/08/09）

「99 BASIC Interpreter」v1.19

　マイコン全盛時代のBASIC言語を彷彿とさせる開発環境ソフト。かつての標準機、NECのPC-9801シリーズで利用されていた“N88-BASIC(86)”と、多くのパソコン用ゲームを生み出した“MSX-BASIC”という2種類のBASIC言語の特長を組み合わせた独自の言語だ。起動すると、最下段にファンクションキーの機能を示した黒地の画面が表示される。10年以上パソコンを使っている人なら思わず懐かしくなる画面だろう。入力方法は、当時のBASICと同じく“10 PRINT "HELLO WORLD!"”などと行番号と共にBASICプログラムを入力し、“RUN”と入力すればその場でインタープリターによる実行が可能だ。機能的にはテキスト画面とグラフィック画面が分離されており、当時のBASICと同じく個別に描画することが可能。また、“MSX-BASIC”由来のスプライト機能も搭載しているのでゲームの作成にも便利だ。なお、当時の“N88-BASIC(86)”や“MSX-BASIC”のプログラムも、少し手を加えれば動作する可能性が高いとのことなので、昔を思い出してBASIC言語で遊んでみるのはいかが。

【著作権者】飯田 崇之　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.19（02/03/09）

□99 BASIC インタプリタ
http://www.sagami.ne.jp/tadaka/99Basic/

（齋藤 正穂）