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メッセージの流れを3D地球儀上を飛び交う光の球で視覚化する「LuminouSphere」

地球上の好きな場所にいるつもりでコミュニケーションできるメッセンジャーソフト

(02/08/20)

「LuminouSphere」v1.2
「LuminouSphere」v1.2
 メッセージの流れを3Dで描かれた地球儀上を飛び交う光の球で視覚化するメッセンジャーソフト「LuminouSphere」v1.2が公開された。Windows NT/2000/XPに対応するソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはDirectX 8.1以降が必要。

 「LuminouSphere」は、メッセージ交換の様子を飛び交う光の球に視覚化して、3Dで描かれた地球儀上に表示するメッセンジャーソフト。ユーザーは地球儀上の任意の地点を選択し、他のユーザーとメッセージをやり取りする。起動すると、ウィンドウ内に自転する地球儀が描かれ、その上には航空路線図風に世界の各都市を結ぶ橙色の経路と、サーバーにログインしている全ユーザーの位置を知らせる垂直な柱が表示される。他のユーザーを表す柱をクリックするとテキスト入力ボックスが開くので、左上に表示されるユーザー名を確認してからメッセージを入力し、送信ボタンを押す。すると、自分の柱から光の球が出現して手近な経路まで飛んでゆき、電線をパケットが流れるように移動したのち経路を外れて相手の柱へ届く様子が描画される。相手からの返信やほかのユーザーが送りあうメッセージも表示されるので、地球規模の通信を見ているような壮大な気分を楽しめる。また、経路を通さず、相手の柱と直接キャッチボールするように光の球を投げあう表示設定も可能だ。

 初期状態では地球儀は自転しており、視点も一定時間ごとに移り変わる設定となっているが、これらの動きを停止させたり、マウスとキーボードを併用して自由に視点を動かすこともできる。なお、柱の位置は任意に設定可能なので、例えば「今アラスカにいます。サーモンもよく取れますが熊と奪い合いです」などと現地にいるつもりになって、見知らぬ人と会話を始めるきっかけを作れるのも面白い。

【著作権者】コミュニティエンジン(株)
【対応OS】Windows NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.2(02/08/08)

□LuminouSphere Website
http://www.luminousphere.net/

(石川 敬峰)

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