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「Netscape」v7.0や「Mozilla」v1.0の機能を拡張する“XUL”アプリ群が公開
タブの表示順をドラッグ&ドロップで入れ替える機能などを追加できる
(02/08/30)
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「Tabbrowser Extensions」 |
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「Policy Manager」 |
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「Sidebar Window」 |
「Netscape」v7.0以降や「Mozilla」v1.0以降の機能を拡張する“XML-based User-interface Language”(以下、XUL)アプリケーション群が公開された。タブに関する機能を拡張できる「Tabbrowser Extensions」や、サイトポリシーを管理できる「Policy Manager」など全部で8種類ある。各XULアプリケーションは全て「Netscape」v7.0以降または「Mozilla」v1.0以降がインストールされている環境に対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000で動作することを確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。
XULとは、XMLとJavaScriptの組み合わせだけで記述するプログラム言語のことで、「Netscape」v7.0以降や「Mozilla」v1.0以降のユーザーインターフェイスを構築・拡張するために策定された。今回紹介するXULアプリケーションをインストールすれば、それぞれの機能を「Netscape」v7.0以降または「Mozilla」v1.0以降のWebブラウザーに追加することができる。
たとえば、「Tabbrowser Extensions」をインストールすれば、タブの表示順をドラッグ&ドロップで入れ替えたり、任意のタブの左側や右側にある複数のタブをまとめて閉じることができるようになる。また、「Policy Manager」では、右クリックメニューから表示中のWebサイトに対するサイトポリシーを変更する機能が追加され、JavaScriptの動作を制限することができる。そのほかにも、ブラウザー画面の左側にある“Sidebar”を別ウィンドウで開く機能や、<IMG>タグに定義されたALT属性の内容をポップアップ表示する機能などを追加できるXULアプリケーションが合計8種類公開されている。
・「ContextMenu-Extensions」
・「Tabbrowser Extensions」
・「Sidebar Window」
・「Popup ALT Attributes」
・「URN Support」
・「Policy Manager」
・「XHTML Ruby Support」
・「Line Marker」
【著作権者】Piro(下田 洋志) 氏
【対応OS】(編集部にてWindows 2000で動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】各ソフトごとに異なる(02/06/19~02/08/30)
□outsider reflex
http://www.cc-net.or.jp/~piro/
(竹元 克己)