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Windowsのアプリケーションで「Emacs」風のキー操作を可能にする「Xkeymacs」

[CapsLock]キーと[Ctrl]キーの交換などもでき、UNIXユーザーには最適

（02/09/11）

「Xkeymacs」v1.28.2

　Windowsのアプリケーションで「Emacs」風のキー操作を可能にするソフト「Xkeymacs」v1.28.2が、6日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Xkeymacs」は、Windowsのアプリケーションで「Emacs」ライクなキーボード操作を可能にするソフト。「Emacs」とはUNIX用のテキストエディターで、[Control]キーや[META]キーを他のキーと組み合わせて操作を行う。「Xkeymacs」を使うと、[Control]＋[X]押下後[Control]＋[F]でファイルを開いて、[META]＋[W]でコピー、[Control]＋[Y]で貼り付け、[Control]＋[X]、[Control]＋[S]で上書き保存、[Control]＋[X]、[Control]＋[C]で終了、というような、「Emacs」ユーザーにおなじみの操作がWindowsの様々なアプリケーションで実現できる。タスクトレイに常駐して動作し、設定をすべてのアプリケーションに反映させるだけでなく、アプリケーションごとに異なる操作設定を行うことも可能。「Emacs」ユーザーにとっては、慣れ親しんだ操作でWindowsのテキストエディターやIEを使用できるので、スムーズにWindowsアプリケーションを扱えるだろう。

　[META]キーは通常、PC用のキーボードには付いていないので、[Esc]キーや[Alt]キーに割り当てることが可能。さらに、[CapsLock]キーと[Ctrl]キーを交換したり、[Esc]キーと[半角/全角]キーを交換するといった、UNIXライクなキー配列にカスタマイズすることもできる。また、[Control]＋[X]キーが押された状態かどうかをタスクトレイに表示する機能もある。

【著作権者】大石　氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.28.2（02/09/06）

□Xkeymacs
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/oishi/

（大場 亮）