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スクリプトでサーバーを構築「Blueberry Server Server」
LISPで自由にプロトコルを記述して特定のTCP/IPポートに結びつけることが可能
(02/09/20)
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「Blueberry Server Server」v1.05 |
LISPで自由にプロトコルを記述して、特定のTCP/IPポートに結びつけることができるサーバーソフト。LISPは古い歴史をもつプログラミング言語で、現在いくつかのソフトでマクロ機能を実行するためのスクリプト言語として使われている。「Blueberry Server Server」にはLISPのインタープリターが内蔵されており、その標準入出力をTCP/IPの特定のポートに割り当てることが可能だ。そのため、LISPでプロトコルを記述することで、様々なサーバー機能をもたせることができる。たとえば、“GET / HTTP/1.0”という要求に対し、該当するファイルの内容を送り返すスクリプトを記述すれば、簡易HTTPサーバーになる。同様にSMTPやIRCなど、テキストをベースにしたプロトコルなら、たいていのものは実現可能だろう。プロトコルをスクリプトで実現しているため、既存のプロトコルを元に拡張したり、まったく独自のプロトコルを作成することもできる。なお、作者のページではSMTPやAPOPプロキシーなど3種類のスクリプトも公開されているので、参考にしよう。
【著作権者】綾の明 氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】シェアウェア 15ドル
【バージョン】1.05(02/08/08)
□'akira'
http://www.tg.rim.or.jp/~khf07113/
(齋藤 正穂)