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「Mozilla」をベースに日本向けに改良されたWebブラウザー「和ジラ」v1.1
“Sidebar”を別ウィンドウで開く機能などが追加されている
(02/09/20)
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「和ジラ」v1.1 |
オープンソースで開発が進められている「Mozilla」v1.1をベースに、“もじら組”が日本向けに改良したWebブラウザー「和ジラ」v1.1が20日に公開された。Windows、Linux、FreeBSD, Solaris、Mac OSに対応するフリーソフトで、編集部で試用したところWindows 2000/XPでの動作を確認した。現在、作者のホームページからそれぞれのOSに対応するアーカイブがダウンロードできる。
「和ジラ」は、オープンソースで開発が進められている「Mozilla」v1.1をベースに、もじら組が日本向けに独自の改良を施したWebブラウザー。もじら組とは、「Mozilla」の開発に協力している日本の団体で、「Mozilla」の日本語化パックなどをリリースしていることで知られている。今回公開された「和ジラ」v1.1では、「Mozilla 日本語パック」が同梱されているため、インストール直後から一部のメニューや設定ダイアログなどが日本語化された状態で使用できる。また、ブラウザー画面左側の“Sidebar”を別ウィンドウで開く機能が追加されていることなど、同団体の運営するWebページ“Bugzilla-jp”へ提出された修正パッチが適用されているのも特長。「Mozilla」v1.1をベースしながら、もじら組による独自の改良が施されている。
【著作権者】もじら組(「Mozilla」の著作権者はThe Mozilla Organization)
【対応OS】(編集部にてWindows 2000/XPで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1(02/09/20)
□和ジラ
http://wazilla.sourceforge.jp/
□もじら組 - mozilla.gr.jp
http://www.mozilla.gr.jp/
□窓の杜 - 【NEWS】The Mozilla Organization、Webブラウザー「Mozilla」v1.1をリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2002/08/27/mozilla11.html
(竹元 克己)