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映写機でスライドを投影したような画面デザインの画像ビューワー「FineView」

数多くの画像形式に対応し、簡単な画像補整や加工を行うことも可能

(02/10/01)

「FineView」v0.65 “メインビュー”
「FineView」v0.65 “メインビュー”
 
“イメージリストモード”
“イメージリストモード”
 映写機でスライドをスクリーンに投影したようなデザインのユーザーインターフェースをもつ画像ビューワー「FineView」v0.65が、9月29日に公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「FineView」は、デザイン性に優れたユーザーインターフェースとシンプルなユーザーインターフェースの2種類を切り替えることができる画像ビューワー。読み込み可能な画像形式はJPEG/PNG/BMP/PSD/PSPなど約20種類にもおよび、Susieプラグインを使うことによってさらに対応形式を増やすことが可能。起動すると1画面に1画像を表示する“メインビュー”ウィンドウが起動する。ツールバーには4つのアイコンのみが表示されるシンプルな作りで、矢印の形をしたアイコンをクリックして同じフォルダにある画像を次々に表示したり、自動で切り替わるスライドショーなどが実行できる。ここで、ツールバー右端のアイコンをクリックすると“イメージリストモード”ウィンドウが起動する。今までのシンプルな印象とはうって変わり、写真フィルム風のデザインに同一フォルダ内の画像がサムネイルで上側に表示され、そのサムネイルで選択した画像がスクリーン風のデザインで下側に拡大表示される。映写機でスライドをスクリーンに投影したようなイメージだ。操作自体はシンプルで分かり易く、サムネイルをクリックするか、スクリーン右側の[PREV]、[NEXT]ボタンで次々に画像を切り替えられる。

 また、本ソフトは画像を表示するだけでなく、リサイズや回転、明るさの調整など簡単な画像の補整や加工も行える。さらに“ぼかし”や“シャープ”、“エンボス”などの各種フィルターで効果がつけられるほか、JPEGからPNG、PNGからBMPなどのように画像形式を変換して保存することもできる。ユニークな機能として、“メインビュー”で表示中の画像から、HTMLの<IMG>タグを使った記述を自動で生成し、クリップボードにコピーする機能がある。ファイル名や画像のサイズなどが属性として自動的に埋め込まれるので、HTMLファイルにそのままペーストして使うことができ、画像を確認しながらHTMLファイルを作成する際などに便利だ。さらに、多言語にも対応しており、日本語や英語はもちろん、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語での表示も可能。標準では日本語モードだが、メニューから選択して即差に切り替えられる。

【著作権者】msatoh 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.65(02/09/29)

□FineViewのホームページ
http://www.fine-view.com/jp/

(大場 亮)


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