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米RealNetworks、最新プレイヤー「RealOne Player」v2.0の日本語版をリリース
“NET MD”、“Nomad”、“Rio”などのポータブルデバイスにも対応
(02/10/09)
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登録したファイルをCD-Rに保存できる |
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CDリッピング時のファイル形式を選択可能 |
米国シアトル州のRealNetworksは9日、同社製の「RealPlayer」と「RealJukebox」を統合したマルチメディアプレイヤー「RealOne Player」v2.0の日本語版をリリースした。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。なお、さまざまな機能が強化された「RealOne Player Plus」が同社サイトにて4,800円でダウンロード販売されている。
「RealOne Player」は、ローカルファイルやストリーミング形式の音声・動画コンテンツを一元管理する機能を搭載したマルチメディアプレイヤー。同ソフトでは、RM/RAM形式などのストリーム再生に対応したマルチメディアプレイヤー「RealPlayer」と、CD-Rライティング機能やCDリッピング機能付きのジュークボックスソフト「RealJukebox」の機能が統合・拡張されているほか、ユーザーインターフェイスが一新されて3ペイン形式になっている。また、オートアップデート機能を使ってプラグインをインストールすることで、標準では未対応のコンテンツを再生する機能を追加したり、“NET MD”、“Nomad”、“Rio”などのポータブルデバイスに音声ファイルを転送する機能を追加することができるのが特長だ。
なお、「RealOne Player」を使ってオーディオCDから任意の曲をハードディスクに保存する際に選択できるのは、32~352kbpsのRealAudio 8(ATRAC3)形式、56~96kbpsのMP3形式、1411kbpsのWAVE形式である。CDの曲をCD品質のMP3形式で保存する機能や、CDケースのラベルを印刷する機能のほか、「RealOne Player」の環境設定で[*]マークが付加されている機能やハイパーリンクが用意されている一部の機能は、上位版の「RealOne Player Plus」でのみ利用できる。ただし日本語版では、有料会員向けのストリーミング番組配信サービス“RealOne SuperPass”にはいずれのソフトも現状では対応していない。
【著作権者】RealNetworks, Inc.
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト(「RealOne Player Plus」はダウンロード販売価格が4,800円)
【バージョン】2.0(02/10/09)
□jp.Real.com - RealPlayer and RealJukebox
http://www.jp.real.com/
□窓の杜 - 【NEWS】米RealNetworks、最新プレイヤー「RealOne Player」の評価版を公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/09/27/realoneplayer.html
(竹元 克己)